オランダ代表でハンブルガーSV（HSV）のMFラファエル・ファン・デル・ファールトが夏にアメリカへ移籍するかもしれない。現地時間6日のドイツ紙『ビルド』が報じている。

　　V・D・ファールトとHSVの契約は今季までであり、契約延長はされず退団が濃厚になっている。今後の移籍先についてはまだ決まっておらず、古巣のアヤックス等が候補として挙げられていた。

　　ここに来て、メジャーリーグ・サッカー（MLS）の可能性が急浮上。同紙によればカンザス・シティが強い興味を示しているという。

　　カンザス・シティのロブ・ハイネマン代表はこの噂に対し「可能であれば彼を獲得したい。7月、もしくはそれより前がいいが、HSVが許してくれるかどうかはわからない」と、獲得に前向きなようだ。

　　MLSは今週末から開幕するため、カンザス・シティとしても早い段階での獲得を望んでいる様子。そのためには違約金を払わなければいけないが、金銭的には問題はないとハイネマン代表は明かしている。

　　V・D・ファールトには8歳になる息子ダミアンくんがおり、どうやら家庭的な問題で早期の移籍に問題があるようだ。

　　しかしながら、HSVの退団は決定的であり、アメリカ移籍は時間の問題と見られている。