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2戦連続でMVP級の活躍を見せたメネズ
セリエA第29節、ミランはアウェイでパレルモを2-1と下し連勝を飾った。しかし、この連勝はチームとしてではなく、メネズの個人能力による部分が大きい。それはチームの成長を放棄したものでもある。そして本田圭佑の立場も厳しいものとなる可能性が高い。
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サッカーとは、言わずもがな1チーム11人で行う団体競技である。しかし、11人をどのように使うかは監督の意向、あるいは選手の判断によって大きく変わるものでもある。
ロングカウンター、ショートカウンター、ポゼッション、パワープレー、サイド攻撃、中央突破、組織力重視、個人技重視…。その他にも戦術の選択肢は数多くあり、どれが正解というわけでもない。最終的には結果が出るか否かが判断の決め手となる。
今季、選手時代にもプレーしたミランの指揮官に就任したフィリッポ・インザーギ監督は、その中からカウンター、組織力、サイド攻撃を選択した。
支配率では40%台ながら、エル・シャーラウィが左サイドを突破し、メネズが中盤まで降りてスペースを空け、右サイドから本田が中へ侵入し、アバーテが右のスペースにオバーラップをすることでチャンスを作り出し、開幕7試合で2勝2分け1敗と決して悪くないスタートを切った。
しかし、当然のことながら新人監督のチームを放っておくほどセリエAは甘いリーグではない。十分なデータが出揃った中盤以降は対戦相手も徹底した対策を練ったことでミランのストロングポイントは潰され、徐々に成績も低下した。
そうしていく中で、インザーギ監督が打った次の手は、前線の個人技を中心に得点を狙う方法だった。
結論から言って、パレルモ戦のマン・オブ・ザ・マッチは間違いなくジェレミー・メネズ。しかも前節のカリアリ戦に続いて2戦連続。そのカリアリ戦で2得点を挙げ、この日のパレルモ戦でも83分に勝ち越し点を決めた。
試合後のスタッツを見ると、支配率はパレルモの53.7%に対してミランは46.3%、パス成功本数は353本に対して306本、アタッキングサードでのパス本数は158本に対して125本、チャンスメイク数は12回に対して5回、シュート数は16本に対して13本と攻撃に関する全ての面でミランが下回っていた。
チームの成長、成熟を放棄した勝利
チームが劣勢を強いられる中で、デストロがセンターFWを務め、左WGとして起用されたメネズはわずか1回のチャンスメイクのみに終わったものの、終盤の独力によるゴールでチームを連勝に導く存在となった。…
ソフトバンクの工藤監督が3日の西武戦の8回逆転時に「ざまあみろ!」と叫んだとネット上で話題になったことに関して、試合後「監督としてふさわしくない言葉を言ったことに関してアンパイアの方に謝罪して受け入れてもらいました」と話した。
李大浩(イ・デホ)の飛球を直接捕球したか否かで2審判の判定が割れたことが発端だったが「審判の間で違うジャッジがなされた場合は協議をして判定するというルール通りにしたと説明され、理解した」と、これ以上は問題視しない構えだ。
トルコで一歩間違えば大惨事となりかねない事件が起こった。現地4日夜、アウェイでのリゼスポル戦を終えてトラブゾン空港へ向かう途中だったフェネルバフチェのチームバスが、武装した数人の男に襲撃された。
これにより運転手が深刻な負傷を負って病院に運ばれたとフェネルバフチェ公式TVチャンネルは伝えている。なお、選手やスタッフに死傷者はいない。
トラブゾンを本拠地とするトラブゾンスポルとフェネルバフチェは、2010-11シーズンに発覚したトルコリーグの八百長疑惑の影響で対立が続いている。トラブゾンスポルはフェネルバフチェの優勝がスキャンダルによるものだと主張しており、両者の主張は食い違っている。
この対立が今回の襲撃の直接的な原因かは不明だが、何らかの関連性があるのではないかと現地の日刊紙『トゥデイズ・ザマン』が報じた。
選手やスタッフは警察の警護を受けながら空港までたどり着いたとクラブ公式TVは伝えており、全員の無事が確認されている。
【ワシントン共同】米大リーグ、ヤンキースの開幕投手を務める田中将大投手(26)は4日、最後のオープン戦となるワシントンでのナショナルズ戦前に報道陣に対応し、6日の開幕戦(日本時間7日午前2時5分試合開始)に向け「準備はできている。やはり(開幕)直前になっているし、キャンプ地を離れたことで気持ちは変わってきている」と高ぶりつつある心境を口にした。
昨季痛めた右肘に配慮しながら慎重に調整を進め、メジャー2年目のキャンプを終えた田中は「健康で過ごせたこと」を収穫に挙げた。今季は先発陣の柱としての期待がかかる。
[4.4 スイス・スーパーリーグ第26節 アーラウ0-6バーゼル]
スイス・スーパーリーグは4日、各地で第26節を行った。FW柿谷曜一朗の所属する首位バーゼルは敵地で最下位アーラウと対戦し、6-0で勝利した。ベンチスタートの柿谷は後半8分から途中出場。何度も相手の裏へ走り込むなどゴールへの高い意識を見せたが今季3点目とはならなかった。
試合は一方的な展開となった。バーゼルは前半6分、FWシュケルツェン・ガシが獲得したPKをMFマティアス・デルガドが落ち着いてゴール右隅に流し込み、先制点。さらに同16分にはスルーパスに抜け出したFWブレール・エンボロの横パスをFWマルコ・シュトレラーが落ち着いて左足で決め、2-0とリードを広げた。
攻撃の手を緩めないバーゼルは前半22分にもシュトレラーのスルーパスからガシが左足で決め、追加点を挙げると、同32分にはゴール正面からのFKは相手GKに弾かれたが、こぼれ球に詰めていたシュトレラーが左足で押し込み、4-0とした。さらに同36分、PA左からのエンボロの折り返しをデルガドが落ち着いて右足で流し込み、5-0で前半を終えた。
後半8分にバーゼルはこの日2得点のシュトレラーに代えて柿谷を投入。柿谷はそのまま1トップの位置に入った。同16分、左CKの流れからPA左でパスを受けた柿谷の折り返しをエンボロが押し込んだが、柿谷のオフサイドでノーゴール。同18分には自陣からのフィードに柿谷が抜け出し、PA外まで飛び出したGKのクリアボールをガシが左足ロングシュートを無人のゴールに決め、6-0とした。
後半24分には柿谷にも決定機。右からの折り返しからMFダビデ・カラのトラップが大きくなったボールを柿谷が倒れ込みながら右足で狙うも相手GKの正面を突き、得点とはならなかった。同38分、MFルーカ・ズッフィが獲得したPKをDFファビアン・シェアが蹴ったが、相手GKの好セーブに遭い、こぼれ球に柿谷も詰めたが決め切れなかった。
柿谷は裏を取ろうと何度も動き直しをしたが、チームメイトからなかなかパスが出ず、ゴールラッシュの流れに乗れなかった。試合はそのまま6-0でバーゼルが完勝。2連勝とし、4試合負けなし(3勝1分)とした。
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