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7回ソフトバンク1死、李大浩が左越えに同点本塁打を放つ。捕手嶋(22日、ヤフオクドーム)=共同
ソフトバンクが今季2度目のサヨナラ勝ちで3連勝し、貯金を最多の4に伸ばした。1点を追う七回に李大浩の2試合連続となる4号ソロで追いつき、九回2死満塁で中村晃が押し出し四球を選んだ。楽天は3連敗で借金2。〔共同〕
AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節が22日に行われ、柏レイソルはホームで全北現代と対戦した。
ここまで2勝2分けでグループ2位につけている柏は、勝利以上で決勝トーナメント出場が決定。DFキム・チャンスとFWレアンドロを出場停止で欠く中、首位・全北現代との大一番に臨んだ。
試合が動いたのは9分。柏は右CKを獲得すると、キッカー輪湖直樹がファーサイドに上げたクロスに、エドゥアルドが頭で合わせネットを揺らした。柏が最初のチャンスを先制点に繋げる。20分には、左サイドでパスを受けた武富孝介がドリブルでペナルティエリア内に持ち込むと、相手選手3人に囲まれながらも右足を振り抜き、ゴール右隅に追加点を決めた。
対する全北現代は35分、エリア手前やや左の位置でFKを獲得する。レオナルドが直接狙ったが、クロスバーに阻まれる。柏は攻撃の手を緩めない。39分、右サイドでボールを奪ったクリスティアーノがドリブルでエリア内に侵入。シュート性のクロスを入れると、ゴール前の武富が押し込んだ。柏の3点リードで前半を折り返す。
66分、ハーフウェーライン付近でスルーパスに抜け出した輪湖が左サイドをフリーで駆け上がりそのままシュート。一度相手DFに阻まれ、そのこぼれ球に詰め寄ったがポストに弾かれる。直後、柏は失点を許す。右サイドからのクロスをイ・ドングクが鮮やかなオーバーヘッドで叩き込み、1点を返した。柏は輪湖、藤田優人に代えて山中亮輔、中谷進之介を投入する。
追いかける全北現代は81分、イ・ドングクがエリア手前から豪快な右足シュートをネットに突き刺し、1点差まで詰め寄る。その後も全北現代の猛攻に遭うが、なんとかリードを守り切った柏が3-2で勝利。日本勢で最初の決勝トーナメント進出を決めた。
柏は、5月6日に行われるグループステージ最終節でビン・ズオンと対戦する。
【スコア】
柏レイソル 3-2 全北現代
【得点者】
1-0 9分 エドゥアルド(柏レイソル)
2-0 20分 武富孝介(柏レイソル)
3-0 39分 武富孝介(柏レイソル)
3-1 67分 イ・ドングク(全北現代)
3-2 81分 イ・ドングク(全北現代)
Jリーグ・ヤマザキナビスコ・カップ1次リーグ第4節(22日・パロマ瑞穂スタジアムほか=6試合)B組の名古屋は横浜Mに1―0で競り勝ち、勝ち点を10に伸ばして首位を守った。清水は仙台に2―1で勝って初勝利を挙げ、神戸―川崎は無得点で引き分けた。
A組はFC東京が鳥栖に2―0で快勝し、勝ち点を7としてトップに立った。広島は松本を4―2で下し、甲府―新潟は2―2で引き分けた。〔共同〕
浦和、未勝利のままGL敗退…ズラタン弾を守り切れずに逆転負けで終戦
[4.21 ACLグループリーグ第5節 浦和1-2水原三星]
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は21日、グループリーグ第5節を行い、グループGでは1分3敗で最下位に沈む浦和レッズが2勝1分1敗で2位の水原三星(韓国)をホームに迎え、1-2の逆転負けを喫した。5戦1分4敗と未勝利のままGL敗退が決まった浦和は、5月5日に行われる最終節でブリスベン・ロアー(オーストリア)とアウェーで対戦する。
第1節水原三星戦で1-2、第2節のブリスベン・ロアー戦で0-1、第3節の北京国安戦で0-2、第4節の北京国安戦で1-1といまだ勝利のない浦和。仮にこの試合に引き分け以下に終わればGL敗退、たとえ勝利しても条件次第でGL敗退が決まる崖っぷちの状況でこの一戦を迎えた。
生き残るためには、まずは勝つしかない浦和は前半11分に好機を創出する。FW李忠成のパスを受けたDF槙野智章がドリブルでPA付近まで運ぶと、そのままシュートまで持ち込む。しかし、右足から蹴り出されたボールは相手GKの横っ飛びのセーブに阻まれて、ネットを揺らすには至らなかった。
そして、前半20分には危機を迎える。MFクォン・チャンフンのスルーパスからMFソ・ジョンジンに完全に抜け出されて、PA内に侵入を許してしまう。しかし、1対1となったGK西川周作が好反応でボールを弾き出す。さらに同30分にはMFペク・ジフンのパスを受けたDFヤン・サンミンにフリーでシュートを放たれるが、これも西川がストップしてチームを救った。
その後も水原三星にシュートチャンスを作られるが、前半40分のクォン・チャンフンの至近距離からのシュートをまたもや西川が阻むなど、守護神の奮闘もあって前半は0-0のまま折り返すこととなった。
前半なかなかチャンスを作れなかった浦和は後半からFWズラタン、MF梅崎司、MF阿部勇樹と一気に3枚の交代カードを切って流れを変えようと試みる。徐々にリズムを作る浦和は後半13分、MF平川忠亮のパスを受けたMF高木俊幸がPA内でシュートチャンスを迎えたが、シュートはジャストミートせずに枠を外れた。さらに同14分には李のパスから抜け出した高木がフリーで狙うも、GKにストップされてしまう。
その後もボールを保持し、水原三星の守備を攻略しようとする浦和は、後半22分に左サイドから切れ込んだ高木がミドルシュートを放つも枠を捉えず。…
浦和MF平川、未勝利でのGL敗退に「ACLの厳しさを実感した」
[4.21 ACLグループリーグ第5節 浦和1-2水原三星]
「ACLを勝ち抜く厳しさを改めて実感した」。ACLを勝ち抜いて頂点に立った経験のある浦和レッズMF平川忠亮は、5試合未勝利でGL敗退が決まった試合後にそう話した。
生き残るためには、まず勝利することが第一条件となる浦和だったが、序盤から自らのミスで相手に決定機をプレゼントしてしまう。GK西川周作の好セーブで何とか失点を防いだが、平川は「前半から、自分たちのイージーミスが多かったと思う」と振り返ると、「先制してから、どうゲームをコントロールするのか。もう少し落ち着いてやらないといけなかったと思う」と逆転を許した後半の試合運びを悔やんだ。
最終節を残してのGL敗退に「非常に残念」と表情を曇らせると、「ACLの厳しさを特に実感した」と続けた。
「少しのミスや集中力が切れた時間に決め切られてしまう。相手の決定力の高さ、それはJリーグに比べて厳しさがありますし、外れるような場面でもきっちり決めてくることもあります。能力の高い外国人選手がそろっていることもあるので、そこはチームの総合力で上回っていかないといけないところです」
ただ、下を向くだけではいけない。「残念ですが、この悔しさ、この敗戦、この失敗から学んで、自分たちが大きくなる。そういうチャンスだと捉えて、修正する部分はチームで話し合って成長して、また来年チャレンジできるようにしたい」。敗戦を糧にして、チームとして成長していかなければならないと強調した。
(取材・文 折戸岳彦)▼関連リンク
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