政治そのほか速
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サーベイリサーチセンターは、現在都市圏に居住している地方出身者18~39歳の男女を対象に「大学生及び社会人のUJターンに対する意識調査」を実施した。調査は2月27日~3月4日にかけて実施し、829の有効サンプルを得た。
UJターンの意向割合と想定年齢
Uターンとは、地方出身者が一度都市圏に進学・就職し、その後、出身地に移住・転職することを指す。Jターンは、地方出身者が一度都市部に進学・就職し、その後、出身地ではない地域に移住・転職することを指している。
UJターンの意向があるか尋ねたところ、意向者は全体の47.4%だった。UJターンを想定する年齢の平均は、現在「大学生」では26.3歳、現在「第二新卒」では32.6歳、現在「社会人」では43.0歳となっている。また、大学生の53.5%が学卒後1~3年目である「第二新卒期」にUJターンを想定していることもわかった。
UJターンすることで良くなると思うことについて聞くと、66.6%が自然環境・気候などの環境面を挙げた。2位は子育て面(47.9%)、3位は地元面(43.2%)で、人間関係、親・友人や地域コミュニティなど、地域への愛着が良くなると回答している。以下、居住面、行政施策、結婚面、仕事面などが続いた。
UJターンによって良くなると思うもの
UJターンするにあたっての課題は、職業観における懸念では「給与」(42.7%)、「業種」(40.2%)、「魅力的な会社の有無」(39.4%)が上位を占めた。プライベート面での課題は「地域コミュニティに戻れるか」(23.4%)、「地方生活に飽きないか」(21.4%)が多い。環境観・居住観では「通勤の利便性」(34.9%)、「実際に住んでみたときの利便性」(33.1%)を課題にしていることがわかった。
UJターンするにあたっての課題(職業)
UJターンの意向が高まる支援・要素について聞くと、職業観においては「転職サービス」(33.2%)、生活視点では「食べ物のおいしさ」(40.9%)、結婚・子育て観では「子どもの医療費助成」(38.2%)、環境観・居住観における魅力的な支援は「スーパーなどの施設情報、地域情報の充実」(44.1%)がそれぞれ最も多かった。
現在の業種とUJターン時に希望する業種について尋ねたところ、同じ業種を希望するのは44.8%だった。希望する業種と現在の業種が一致しない人の方が55.2%と多くなっている。
就職活動をテーマにした「就活ミュージカル!」が東京芸術劇場で上演中だ。「就活、就活、就活―。ぼくらは一体何のために…?」をコピーに、学生や新社会人、就活生の娘を持つ親など様々な立場の人間が「就職活動」に悩みながら生きていく姿を描いた群像劇となっている。舞台稽古と初回公演に足を運んだ。
「就活ミュージカル!」が東京芸術劇場で上演中
同作品は、大学生や若手社会人の有志200名が、プロの手を借りて作り上げたオリジナル作品。日本の就職活動や企業における若者の働き方の現状を社会に訴え、改善策を皆で考えることを目的に、学生団体「就活戦線異状アリ」が主体となりプロジェクトを立ち上げた。
ミュージカルという形式を採用した理由は、誰もが楽しめる表現手段を使って「働くこと」を考えるきっかけとしてもらうため。メンバーは学生が7割、若手社会人が2割、プロが1割。学生の中には、就職活動を終えた方もいれば、これから就職活動を迎えるという方もいるという。答えが不明確な「就職活動への悩み」を抱える立場として、活動の現状を理解し意識を変えたいという思いを抱き参加した学生も見受けられた。
働くことをミュージカルで考える
「就活ミュージカル」のストーリー
舞台の中心は学生や若手社会人が住む「ドリーム・シェアハウス」(通称「ドリーシェ」)。ここで笑い合っていたメンバーが、就職活動が佳境に入るにつれ、自分だけ内定が出ないことや活動がうまくいかない仲間との人間関係などに悩む心の葛藤が描かれる。
思い悩んでいるのは、学生だけではない。本作では新社会人が入社前に感じていた理想と現実のギャップに疑問を抱く姿も物語の鍵となる。「本当にやりたい仕事はこれなのか」「このまま過酷な職場に身を置き続けるべきなのか」ともがき苦しむ登場人物たち。就職活動で「内定がゴール」になってしまう就活生への問題提起となっているのではないだろうか。
様々な立場から見た「就職活動」
それぞれの立場で浮上する問題に苦悩しつつ立ち向かい、衝撃のラストを迎える「就活ミュージカル」。参加学生や若手社会人の熱意が伝わってくる作品となっていた。
キャスト自身の就職活動は?
開演前の舞台稽古で、ミュージカルや就職活動に対するキャストの思いを聞くことができた。
サイトウ役を演じる水野さんは、一般企業への就職活動を行い内定を得たが、自分の進路を再考した結果、卒業後に起業という進路を選択。自身の就職活動を次のように振り返る。
「最終的には内定を辞退し、起業するという結果になったのですが、一般企業の就職活動はわりとすんなり終わりました。周りの友人も同様で、就活うつなどの問題に対する実感はなかったですね。正直、ミュージカルに参加して初めて理解できたというところもあります。起業したのは良い仲間に出会えたということも大きいですね。過去を振り返ってみて、この選択肢で良かったと思います」(水野さん)
舞台稽古の様子
アヤカ役の神明さんは、現在大学2年生。就職活動は未経験だが、ミュージカルを通して「今まではあまり想像できなかったけれど、皆が悩みながら活動をしているということをリアルに感じられるようになった」(神明さん)という。
今後の就職活動については「これから就職活動を迎える学生として、考える機会を得ることができました。悩んでいるのは1人だけじゃなく、皆が悩みながら活動をしているのですよね。ストーリーでは『仲間』が重要な鍵となります。就活でも周りと支えあい、つながってゆくことが重要だと思います」(神明さん)と語ってくれた。
舞台稽古の様子
「就活ミュージカル!」の上演期間は22日まで、公演時間は19日~21日は14時・19時、22日は11時・16時の1日2回。場所は東京都豊島区西池袋1-8-1 東京芸術劇場 シアターウエスト。当日券は高校生以下3,000円、大学生3,500円、社会人4,500円(全席指定/税込み)。
前日に引き続き、19日の近畿地方も朝から雨に見舞われているが、大阪管区気象台によると、午前11時ごろには気温が17.8度を観測するなど、暖かさをキープ。そんな中、大阪市北区の高層ビルなどが霧に隠れているように見えている。
SNSなどで「大阪霧やばいね」などの反応
[写真]高層ビルの上に層雲がかかっている=19日正午ごろ、大阪市北区で
同気象台によると、これは層雲だという。「雨が降って湿度が高いので発生しやすい状態です。この高層ビルの上の方にかかっているのは、雲の底の部分がかかっています」と担当者。夕方くらいまでこのような状態が続くという。
SNSなどでは「大阪霧やばいね」「大阪市内、結構な霧が出てます」といった反応も多く、同市北区を歩いていた男性(72)は「ぬくいなぁ。これから雨が降るたびに春らしくなってくるんちゃうか」と話していた。
見通しが悪いのはたしかなので注意してほしい
[写真]観覧車の周囲の高層ビルにも雲がかかる=19日正午ごろ、大阪市北区で
同気象台は「四條畷では、土砂崩れなどもあった。見通しが悪いのはたしかなので注意してほしい」と話している。あす20日の近畿地方は、北部では寒気の影響で午前中は雲が広がりますが、中部や南部では高気圧に覆われて、概ね晴れるという。
本記事は「THE PAGE」から提供を受けております。
著作権は提供各社に帰属します。
3月になりました。就職情報サイトでは、各社の採用情報が公開され、エントリー(応募)の受け付けが始まりました。
各地で合同説明会が開催されています。私の勤める山口大では、春休みでもあり、東京や大阪で活動する学生、実家を拠点に活動する学生など様々です。
エントリーすると、説明会の案内が届いたり、エントリーシート(応募書類)の提出が求められたりして、企業との接触が始まります。学生から「説明会にとりあえず行った方がいいでしょうか?」との質問も受けました。焦る気持ちはわかりますが、「行くべきかどうかをよく考えよう」と答えています。
企業研究やエントリーシートの記入には時間がかかります。動くことと同じように、考えることも重要だと、学生には伝えています。しっかり研究して、その会社で活躍する自分を思い描きながら、自分のアピールポイントを考えてください。
「就活だけにならないように」。卒業していく4年生が、後輩たちにそんな言葉を残してくれました。就職活動は、これから夏にかけて、ずっと続く可能性もあります。一方で4月からは新学期がスタートします。
これからの人生で、何かに専念することは、あまりないでしょう。これもやりながら、あれもやる。仕事は通常そういうものですし、家庭生活や友達づきあいも大切です。今も就職活動だけに専念すべきではありません。「学業と並行した就活を」。そんな言葉を学生たちに伝えています。(山口大教授)
(2015年3月10日の読売新聞朝刊に掲載)
マイナビは18日、「2016年卒マイナビ大学生広報活動開始前の活動調査」の結果を発表した。調査期間は2月13日~26日、対象は2016年卒業予定のマイナビ会員5,816名。
6割が後ろ倒しの影響を「マイナス」と捉えている
「就職活動のスケジュール変更が与える影響」について聞いたところ、「マイナスに捉えている」が62.9%で、「プラスに捉えている」(37.1%)を上回る結果となった。「採用選考活動時期の変更をどの程度正確に把握しているか」を調査したところ、選考活動開始時期を「8月」と正しく回答できた学生は33.1%にとどまった。
「就職活動のスケジュール変更が与える影響」
スケジュールの後ろ倒しを「マイナスに捉える」と回答した理由は、「面接・選考の時期が集中・重複する」が77.1%でトップ。次いで理系学生を中心に「卒業年次の学業(卒業論文・卒業研究)などの妨げになる」(65.2%)、「水面下で動く企業があるので、状況が把握しづらくなる」(63.3%)があげられた。
国公立私立別に見ると、公務員試験を併願する学生の割合が多い国公立の学生は、「公務員試験と民間の就職活動時期が重複する」という回答が私立平均よりもやや高かった。
一方、「プラスに捉える」とした理由は、「筆記試験やエントリーシートなどの就職活動に対する準備期間が増える」(41.7%)、「業界研究、企業研究の期間が増える」(40.6%)、「インターンシップ等への参加で社会を知る機会が増える」(40.4%)など、就職活動の準備に関わる要素が上位を占めた。時期変更の本来の目的である「学業に費やせる期間が増える」は35.1%にとどまっている。
「マイナス・プラスに捉える理由」
「インターンシップ以外でこれまでに行った就職活動」については、「就職情報サイトに登録した」「学内ガイダンス(企業参加なし)に参加」が8割を超えた。
前年との違いを見ると、「学内セミナー(企業参加あり)に参加」(61.8%:前年調査比+17.4ポイント)、「合同企業説明会に参加」(42.3%:前年調査比+23.8ポイント)と、企業との接触機会がより増加している。
「インターンシップ以外でこれまでに行った就職活動」