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大学に入学し、初めて一人暮らしを経験する学生の健康を考えたレシピ集「食環ごはん。」を、山形大地域教育文化学部食環境デザインコースの学生たちが製作した。
同大の新入生だけでなく、学外向けにもフリーペーパーとして配布する予定だ。
同コースでは2013年度から有志の学生がレシピ集を作成している。学生たちは「市販のレシピ本にはスーパーで手に入りにくい食材を使った料理が書かれていることが多い」と感じていたため、手軽に購入できる食材で簡単に作れることを今年度の基本理念として内容を練り上げていった。
そのため、市販のおかずや冷凍野菜などを利用したレシピが多く、調理法も忙しい時でも簡単に作れるように工夫されている。また、料理初心者のために野菜の切り方や保存方法などの基礎知識も紹介している。
具体的には、野菜や豚肉を調味料と合わせて、電子レンジで約10分加熱するだけの「豚肉と野菜の甘辛蒸し」や、サバの缶詰を使用したクリームパスタなどのアイデアメニューを掲載。そのほか、地元特産の漬物「おみ漬け」を使ったミルクリゾットや芋煮をアレンジした炊き込みご飯など、山形を意識した料理なども含め計約30種類のレシピが記されている。
学生たちは1人2~3種類のレシピ作りを担当し、掲載する写真も料理がおいしく見えるように食器の形やテーブルクロスの色などにも工夫を凝らした。
レシピ集は、先月24日の山形大の定例記者会見で発表された。代表して会見した同コース4年の高橋果誉子さん(21)は「アレンジが簡単に利くレシピなので、大人数で食べる時にもぜひ活用してほしい」と笑顔で話していた。