政治そのほか速
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安藤優子(56)をメーンキャスターに起用したフジテレビの新番組『直撃LIVE グッディ!』が3月30日から始まる。視聴率が下降し続けるフジが、巻き返しの期待を込めたこの新番組なのだ。
夕方に放送している『FNNスーパーニュース』は視聴率がだんだんと落ち込み始め、近ごろは日テレとテレ朝に抜かれて第3位になることも多くなっていた。安藤人気の凋落が原因と見てとれるが、22年以上をフジのニュースの顔を務めてきた功労者。そう簡単に安藤キャスターはリストラに出来ない。
そんな事情の中で、安藤キャスターの面目を保つための苦肉の策として新番組へ異動させたという声も聞かれるが、『グッティ!』はフジの春の改編における目玉番組。スタッフも優秀な人材を数多く投入しており、気合いの入れようは半端じゃない。フジの亀山千広社長が「午後のニュースを独り占めしている局がある」と、名指しでターゲットにした日本テレビ系『情報ライブ ミヤネ屋』から視聴率を奪い取るために、全力を注いでいると言っても過言ではない。
この時間帯は、かつて高視聴率だった『3時のあなた』以降、フジの鬼門の時間帯になっている。新番組は次から次へと半年や一年で消えていった。今回は、まさに社運をかけた新番組なのだ。
「大掛かりな人員配置で臨んでいるようですが、この時間帯を芸能ニュースへシフトできるかということが原点。ニュースの安藤を“芸能の安藤”にできなければ、宮根には勝てない。宮根には関西人独特の厚かましさがあり、これがテレビの世界で受けている。あれは安藤にはできないんじゃないの? 『ミヤネ屋』の時間帯に君臨してきた草野仁を起用してぶつける手もあった。それならば日テレから視聴率を2~3%は奪えたかも」(テレビ雑誌編集者)
かつて、『ミヤネ屋』と同時間帯に放送され、草野仁が起用されていた日テレ『ザ・ワイド』は視聴率が悪くて撤退した番組ではなく、予算の高騰についていけなくなり、あえなく打ち切りになった番組だった。あざといが、草野には潜在視聴率があり、新番組の司会者にふさわしいと言えなくもない。
TBSもCBC(中部日本放送)で放送中の情報番組『ゴゴスマ』を午後2時台で全国放送する。『3時のあなた』や『3時にあいましょう』(TBS系)、『2時のワイドショー』(日本テレビ系)といった番組が放送されていたころの“午後のワイドショー戦争”が再び起こるのだろうか。それとも、何をしても『ミヤネ屋』の牙城は崩せないのか。もうすぐ結果が出る。