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ワインをボトルで飲むときワインをすべて注ぎ切らない場合がありますよね。なんで少しワインをボトルに残しているの?少し残して飲むつもりなの?
ワインがカゴに入って運ばれてくるけどあのカゴってなに?おしゃれ?ワインを飲むときにそんなことが気になったことはありませんか?ワインには澱(おり)というものが存在します。
簡単に言えば酵母の死骸です。無害で飲んでもなんの問題もありませんが口の中に入るとざらざらっとして不快な気分になるので通常注がずにボトル内に残します。
ワインのかごの名前はパニエといい、ヴィンテージワインや澱の多いワインに使われる道具の一つです。ワインを寝かすことでワインを安定させ、澱が瓶内に拡がることを防ぎます。
古酒や新酒に限らずワインには澱が存在しますので、不用意に店にあるワインを触ったり、瓶ビールのように自分で手酌するのではなく、ソムリエさんに任せたほうが無難です。澱はワインを美味しくするために必要な存在です。ワインの中に澱を見つけた時はお疲れ様でしたと言ってあげてほしいものです。
鮮やかに光るルビー色。色合いからは少ししっかりしたワインを連想させられる。シナモン、スパイス、オレンジ、プラムの香りを感じ、香りは比較的落ち着いていて穏やか。スワリングするとバラの少しフローラルな香りが印象的。早飲みワインで少し、ボジョレー・ヌーボーのような優しい味わい。生産国がスペインなのでもう少ししっかりしたワインなのかと思ったが柔らかく優しいワイン「ミロフローレ2013」(参考価格2000円)。
スペインのリオハのワインで100年以上続く老舗ワイナリーが造るワイン。このワインの面白いところは毎年ワインの味わいでボトルデザインが変わるところ。ボトルが鮮やかで美しいので、プレゼントやパーティーに持っていったら喜ばれるワイン。
ワインお味わいもボトルの印象と同じで華やかで明るいワイン。ミロフローレは花束の意味があるみたいだ。今宵花束の代わりにこのワインを渡したらロマンチックかもしれない。
ワインは、あなたの大切な人、家族、仲間。これから、大切な人になる人々。そんな人達と分け合いながら飲むお酒だと思います。僕の選んだワインが、あなたの幸福の一つになりますように。
■吉原竜之介(よしはら・りゅうのすけ) 1988年4月26日茨城県出身。20歳の時にワインに魅了される。サントリーの子会社でバーテンダーを経験し、ヨーロッパへ。2012年でソムリエ試験に合格し、本格的にワインの道へ。自分で選んだ選りすぐりのワインでワイン会を開催。現在は東京・銀座のシノワで勤務中。