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お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実が12日、日本語吹き替え声優を務める人気シリーズ最終章『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』(3月20日公開)のイベントに登場。ハリウッドに向けて、続編の製作と自らの出演を直訴した。
国立科学博物館で恐竜の骨格標本と対決する徳井義実
世界の有名な博物館を舞台にしてきたシリーズということで、この日のイベントは東京・上野の国立科学博物館で開催。今作でシリーズ最終章となるが、徳井はそれに「待った」をかけ、国立科学博物館をメインにした続編の製作を訴えた。
さらに、その続編での自らの主演もアピールしたい徳井は、今作の主人公・ラリーと同じ警備員風の衣装で登場し、「このイベントの報道をハリウッドに届けます。これは公開カメラテストです!」と宣言。それでもまだアピールが足りないと思ったのか、次は「骨格標本を演じる」と恐竜を再現するものと期待させたが、舞台袖から再登場したその姿は、人間の骨格標本をプリントした全身黒タイツという、見事な”出落ち”っぷりを発揮した。
しかしこれで終わらないのが徳井。自らが声優を務めた中世の騎士・ランスロット役の衣装を持ったエジプト王室の侍女風女性4人が登場すると、仁王立ちになり、その場で女性たちによって騎士の衣装に早変わりした。気をよくした徳井は、取材陣を国立科学博物館の別棟・地球館に案内し、同シリーズの代名詞となった恐竜の骨格標本との対決シーンを再現。骨格標本に向けて剣を構え、満面の笑みを浮かべた。
徳井は、実際に続編が製作され、主役のオファーが来たらどうするかという質問には「正直億単位の製作費を背負うほどの自信はありませんが、もし本当に日本で行うとすれば、博物館に来た観客の一人としてでもぜひ出演させてもらいたいですね」と謙遜。また、「(自分が演じた)ランスロットは思ったよりもセリフが多い役で苦労しました。アドリブも多く、役者の口調やテンションをその人に合わせて演じる事はとても難しかったです。今回は収録当日に馬車で来るといった役作りもしました(笑)」と吹き替え収録での苦労を明かし、「演出・CG・脚本共にシリーズ最高傑作」とアピールした。
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