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女優やモデルたちが続々とショートヘアに変身していく中、ロングヘア派の女性たちの間で話題なのが、不要な靴下を活用したヘアアレンジ法「ソックカール」だ。ヘアアイロンを使う必要がないため髪が傷みにくく、寝ている間にウェーブが付くため朝のヘアスタイリング時間を省けると注目されている。
【動画】直毛でもOK 「ソックカール」のやり方を紹介
2012年頃から欧米で話題になっていた同テクニックはWebを中心に世界へ波及。「sock curls」「ソックカール」で画像検索をかけると、各国の女性たちのウェーブヘアが表示されるほか、YouTubeにも多数の動画がアップされており、その人気が伺える。日本でもオシャレ感度の高い女性たちの間で知られていたが、今年2月、『あさイチ』(NHK総合)で紹介されたこともあり、大人女性たちにも広く知られることになった。
世界中で支持されている理由は、「お金と時間がかからない」こと。使用するのはヘアゴム1本といらない靴下のみ。ポニーテールを作り、丸めてドーナツ状にした靴下に髪を巻き付けていき、お団子ヘアにするだけでOKだ。就寝前にセットし、朝起きた時には完成しているという手軽さ、カーラーと違って夜中に一部が外れるという心配がないこと、素材が固くないため、寝やすいという点もウケている。
巻き髪といって大人女性が思い出すのは、2000年代中盤に流行した、モテ系ファッションブームだろう。女性らしく見えるその一方で、朝のヘアセットに手間がかかる、高温のヘアアイロンを使用するため髪が傷むなどの問題も発生。モテ系ファッションの女子たちは、多くの“犠牲”を払い、美しい巻き髪をキープしていた。
あれから10年。時代がナチュラル志向へと変化し、ロングヘアアレンジの人気も巻き髪から無造作なウェーブヘアへと移行。くせ毛のようなフワリとした流れや、頑張りすぎていない“抜け感”が楽しめる「ソックカール」の人気は、“無理をせず、気負わず、自分らしく”というイマドキの価値観にマッチしていることも一因かもしれない。