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[ベルリン 3日 ロイター] – ロシア皇帝エカテリーナ2世の愛した秘宝「琥珀の間」。第2次世界大戦時にナチスによって解体し持ち去られた後、現在まで70年間行方知れずとなっているが、この「もっとも貴重な、失われた遺物」の発掘にドイツ人男性が乗り出した。
琥珀の羽目板で内装されたこの部屋は、プロイセン王フリードリヒ・ヴルヘルム1世が1716年、初代ロシア皇帝ピョートル大帝に贈ったものだ。サンクトペテルブルク近郊の宮殿に設置されていたが、1941年に侵攻したナチスがケーニヒスベルク(現在のロシア西部カリーニングラード)に移設。その後、所在が分からなくなっており、戦争中に破壊されたとも、ナチスが密売したとも言われていた。
これまでにも一攫千金を狙うトレジャーハンターらが大金をはたいてドイツ全土を調査してきたが、残念ながら見つかっていない。
この謎に挑戦することを決めたのが、年金生活をしているカール=ハインツ・クライネさん(68)。証拠を検証したのち、宝の部屋はナチス指導者エーリヒ・コッホが故郷である独西部ブッパータールの地下に埋めたと考えるに至ったという。
クライネさんは「ブッパータールにはまだ調査されていない多くのトンネルや塹壕があるので、ここから調べたい」と意気込む一方、「人手も、発掘に使う器具も足りない。手伝ってくれた人には誰にでも、分け前を贈る」と協力を求めた。
Thomson Reuters 2015 All rights reserved.
本人の努力で解決することができない「斜視」という目の悩みを抱えた人がいる。イギリスでこのほど、視線がカメラに向かって集中されないといった理由から女性がパスポートを発給されず、波紋を広げているもようだ。
この画像は英メディア『telegraph.co.uk』が伝えているその記事のスクリーンショット。盲目だというリヴァプール在住のアレクサンドラ・カーターさん(25)は、瞳を一方向に集中することが難しい外斜視だという。だがそれが理由でパスポートを入手できないとはあまりにも残酷な話。斜視で悩んでいる人は多く、「大変な差別だ」と強い憤りを示しているもようだ。
昨年10月、約1週間の休暇を幼馴染とともに西地中海バレアレス諸島のひとつ、マヨルカ島のサンタポンサで過ごすことを楽しみに、パスポートの申請を行ったカーターさん。しかし地域を管轄するリヴァプールのパスポート発給センターから届いた手紙は「正しい方向を見ている写真を撮影できないため、申請は却下されました」というものであった。彼女は「幼い頃から眼振もあり、この目は私が自在に操れるものではありません。申請書にはもっとしっかりと自分の障がいについて申告をしておきたかったのに、電話で尋ねても“必要ない”と言われました」と悔しさをにじませる。
目について医師からの診断証明書を提出することで、パスポートが発給されるチャンスはあるという彼らの説明にも、うんざりしたというカーターさん。その後、パスポートセンターの総監督にあたる内務省の担当者から「発給します」という通知が送られてきたが、彼女は「この問題は外見に悩みを抱えている人々に対する差別です」と強い憤りを示す。彼女は人の助けを受けず独りで暮らしており、目のせいで周囲に迷惑をかけることを嫌ってきた。まさかの役所からひどい仕打ちを受けるとは思わなかったとしている。
※ 画像はtelegraph.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)
測量の現場では、こうした三脚付きの測量機器が使われていますが、ときどき勘違いされてしまうことがあるそうです。
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「この子供たち、何か勘違いしてると思うんだ…」と困惑した測量士の写真が、かわいらしいと人気を呼んでいました。
「はいチーズ!」
いやいや君たち、これはカメラじゃないんだ…。
そんなに並ばれて、はにかみ笑顔を向けられても……。
もうこうなると後へは引けないので、もう子供たちに合わせるしかないようです。このかわいらしい写真に対する、海外掲示板のコメントをご紹介します。
●自分は25歳だけど、それをカメラだと思ったよ、いったいそれは何?
↑測量機器だよ。建物や土地の測量を正確に行うものなんだ。
↑そしてトータルステーションと呼ばれている。距離と角度を測るんだ。
(トータルステーション – Wikipedia)
●結局写真を撮られてるし……。
●蛍光ベストを着た子供は市のエンジニアに違いない。他の子供らよりレベルが高い。きっと彼がみんなを陥れてるんだ。
●なんて純朴な子供たちなんだ。
↑「今日僕らは、それがカメラじゃないことを学んだ」
↑ちょっと待った、もしそれが写真を撮ってくれないなら、彼らはどうしたらいいんだろう。
●ちなみにこれは、チェコの写真。
●測量士を何年もやっているが、結構みんなそれをカメラだと思っているよ。特にスラム街の地区で仕事をするときはかなり疲れる。子供たちが数分おきにやってきて、「写真を撮って」というので、子供のほうを向いてシャッターを押すふりをする。
それからちょっと危ない地域で仕事をすると、1~2メートル離れるだけで機器を盗もうとする人がいる。何かわからずどう使うかもわからないだろうに、ただ単に高価なカメラだと思うみたいだ。
●自分はアトランタで5年ほど測量をやっていたが、一番よく聞いたセリフが、「道路を広げてるの?」「それで私たちの写真を撮らないで」だった。あと、カメラであるかのように避けたりもする。
↑自分も測量士だ。全員だよ、全員が道路を広げていると思ってる。いつもだ。
↑子供が写真と思うのはいい。たまに大人が手を振ってくる。
●測量士がこんな集まる掲示板のスレッドは、今までなかったと思う。
測量がどういうものか知らない人も多いようで、大人でもカメラだと勘違いするケースは少なくないようです。
測量士にも知られざる苦労があるものですね。
They thought it was a camera.
昨年末、死んだ母ザメのお腹を裂き、赤ちゃんザメを救出する光景を収めた動画が世界中で話題となったが、またも同様のケースが発生したようだ。今度の動物は、オーストラリアに生息する有袋類、ウォンバット。
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南オーストラリア州、アデレード近郊。先週土曜日、ドライブ中のDmrenzo Kotzeさん(21)とChris Dimasiさん(20)は、路上で轢かれて死亡したと思しきウォンバットを発見した。そして2人が車を停め、その不幸なウォンバットを路肩に寄せようと持ち上げた時、お腹の袋がピクピク動く瞬間を目にしたのだという。そこに赤ちゃんウォンバットがいることを確信したDimasiさんは、すぐにナイフを取り出した。屠殺場で働く彼が、迷うことなく手際よくウォンバットの腹部を切り裂くと――袋の裂け目から、ぴょこっと赤ちゃんウォンバットが飛び出した!
「布で包んでから、家まで連れて行き、体についた泥などを洗い落としてあげました。ジェフリーという名前もつけたんですよ」(Kotzeさん)
今月24日付の「The Advertiser」紙によると、ジェフリーはその後、同州で動物保護活動に取り組むNPOに引き渡され、なぜかウィスパーと改名されてしまったようだが、大切に育てられている模様だ。NPOの代表者は、体重が247gしかないウィスパーには人工保育が必要だとした上で、次のように語る。
「まだソーセージほどのサイズでしかないのですが、彼は元気です。温かいシートに包まれながら4時間ごとに哺乳瓶で栄養を摂って、とてもいい子にしていますよ」
「普通ウォンバットの赤ちゃんは、体重が3kgくらいになってから袋の外に出ます。野生に帰される前に、まだまだ体重をつけなければいけません」
「もしも(母ウォンバットの袋から)救出されなければ、1日以内に死んでしまっていたでしょう」
そして今回の救助活動について、2人の素早い対応を賞賛する一方、同様の事態に遭遇した人は、まず動物保護団体に連絡してほしいと呼びかけている。有袋類の赤ちゃんは、母親の袋の中で乳首をくわえているため、無理に引き離そうとするとアゴに障害が残ってしまう可能性もあるとのこと。
救出時の様子を自身のFacebookアカウント上で公開したKotzeさんは、「ジェフリーの父親になったことを誇らしく思っています」と述べた上で、道路で動物を轢いてしまったら、路肩に寄せて放置しないよう呼びかけている。さて、いつの日か2人に「ウォンバットの恩返し」があるだろうか。
今、世界中の「Facebook」「YouTube」のビューアーから熱い声援を受けている謎の老女がいる。英「Mirror」電子版によると、このシリアに住むおばちゃんは「イスラム国」(IS)の兵士2名を、ものすごい剣幕でどやしつけたと報じられているのだ。
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■"兵士"にコーランの教えを説く怒りの老女
「YouTube」を見ると、車に乗った2人組の兵士に向かい、おばあちゃんは「イスラム国」を公然と悪魔呼ばわりし、糾弾している。そして「人殺しを止めよ。アンタたちのしていることは全て、アラーの御意思に反してる」と熱弁をふるう。兵士たちは最初「なんでそんなこと言うんだ、説明しろ」と半ば面白がっていたが、次第におばあちゃんの本気度が伝わってくると「あっちへ行け、こっちは忙しいんだ」と気色ばみ、ドスの利いた声でおばあちゃんを追い払い始めた。
だが、そんな脅しもなんのその、兵士をにらみつけ、一歩も譲らないおばあちゃん。いきなりコーランを引用し、神の教えを切々と説き始めた。「アラーは見ている、お前たちの一挙一動を!」その姿を物まねしてあざ笑う兵士たち。おばあちゃんの顔は怒りでねじ曲がり、唾を吐く。「誰一人として勝者はいない。アンタたちも、バッシャール(シリアのアサド大統領)も」。
「ズドンと一発」な状況も顧みず、命知らずな説教をたれるこのクソ度胸! その勇気に「YouTube」のコメント欄には「これぞムスリムの鏡」「勇気に涙が出てきた」「自分はクリスチャンだけど、このおばあちゃんに幸あれ」と称賛の声が絶えない。
■怒られているのは「イスラム国」兵士なのか?
だが、一方で全く別の見方をする者もいる。「BBC」の疑念は、この女性は本当に「イスラム国」に向かって啖呵を切っているのだろうか、ということだ。もしこれが「イスラム国」兵士なら、この老女は秒殺されている、と。このビデオは車の中から撮影されており、したがって撮影者は「イスラム国」兵士となるわけだが、このような動画をネットに投稿することで、イスラム国に何らかのメリットがあるとは考えにくい。
この動画は、レバノン南部の新聞社ビントジュベイルが「Facebook」にアップしたのがはじまりとされている。だが、「BBC」の調査で、動画が「Facebook」にアップされる以前、タイトル違いの同一動画が最低でも他に3ヴァージョン存在し、それぞれ「YouTube」にアップされていたことが判明した。但し、初期の動画にはどこにも「イスラム国」の文字は無く、2~300回閲覧されただけに留まり、そのうちの一つは「事件が起きたのは「イスラム国」に圧制されていないダラーで、兵士は自由シリア軍」と示唆している。つまり、「イスラム国」という名前が出てから、ネットで拡散したということだろう。
シリア情勢に詳しい専門家も「BBC」に対し「この老女のアクセントは恐らく、シリア南西部の町ダラーのもの」と語っている。しかし、ビデオがどこで撮影され、老女が誰に話しかけているかを特定するのは不可能としている。また、ビントジュベイル新聞社のハッサン・バイドゥン氏も「この動画は『イスラム国が写っている』とだけ書かれた匿名メールに添付されていたんです。実際は、自由シリア軍かもしれないしアル=ヌスラ戦線かもしれない。我々には確証がありません」とコメントしている。
その後、この熱血おばあちゃんの身に何が起こったかは不明だが、今でもシリアのどこかでピンピンしていることを切に願うばかりだ。
(文=佐藤Kay)