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[北京 23日 ロイター] – 米IBM(IBM.N: 株価, 企業情報, レポート)のバージニア・ロメッティ最高経営責任者(CEO)は、中国の企業と技術を共有し、同国の情報テクノロジー(IT)産業構築を積極的に支援する方針を示した。
同氏は企業幹部と中国政府の高官が一堂に会する中国政府主催の年次フォーラムで発言。IBMは中国をただの販売市場、あるいは製造拠点と見なすのではなく、IT産業の構築を支援するべきだと強調した。
「中国のように13億人の人口を抱える国ならば、IT産業が必要になるだろう」と指摘。「一部の企業はもしかするとこれを脅威と感じるかもしれないが、IBMは大きなチャンスだと考えている」と述べた。
中国に進出する外国のハイテク企業には政府からの圧力がかかるなど、事業環境が厳しくなっており、ロメッティ氏の発言は、中国で事業を継続するにはこれまでとは異なる戦略を取る必要があることを認めた格好。中国で事業を展開する複数の米ハイテク企業は現地企業との提携に動いている。
IBMはすでに中国の販売業者と相次いで提携を発表しており、中国のサーバーメーカー、浪潮(0596.HK: 株価, 企業情報, レポート)の製品を使ったデータベースソフトウエアのパッケージを行ったり、北京拠点のソフトウエアメーカー、用友との提携でも合意している。
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