政治そのほか速
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大学院生の女性を殺害したとして、14日に殺人容疑で逮捕された福井大教職大学院特命准教授の前園泰徳容疑者(42)。同大学では、研究熱心な准教授として評価されていただけに、大学関係者にも突然の出来事に衝撃が走った。寺岡英男副学長は亡くなった大学院生、菅原みわさん(25)と遺族に謝罪した。
同大学によると、前園容疑者は平成25年4月に特命准教授として採用され、教育研究活動の充実やプロジェクトの推進に関わっていた。学生や同僚からも研究熱心さを評価されていたという。
同大文京キャンパスで会見した寺岡副学長は「亡くなられた女性と遺族に心よりお悔やみ申し上げます」「学生や保護者、地域に対してご迷惑とご心配をおかけしました」と、同席した大学関係者らとともに深々と頭を下げて謝罪した。
前園容疑者は勝山市の環境保全推進コーディネーターを務め、市からの紹介で現職に。勝山市では拠点校(学校)を支援するチームの一人としてプロジェクト事業などを担当。他の学校でも研究会に参加するなどしていたという。
寺岡副学長は「14日朝、前園容疑者の妻からの連絡で殺人容疑で逮捕されたことを知らされた。驚いている」と信じられない表情を見せた。
亡くなった菅原さんについては前園容疑者が関わっていたプロジェクト事業のなかで「前園容疑者が謝礼(年間約10万円)を菅原さんに支払っていたことは把握していた」(寺岡副学長)。だが、「菅原さんが環境教育の事業に関して参加していたかもしれないが、だれかはわからない。前園容疑者からは指導を受けていたと思う」(同)と2人の関係にまで言及しなかった。