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ウェザーニューズが、花粉の飛散状況を観測し、情報として提供する「花粉プロジェクト」の一環として、新たな“ウェアラブルデバイス”を発表しました。その名も「ポールンウォッチ」。くしゃみの回数を記録する機能を持っていて、Bluetoothを搭載しており、スマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」経由でそのデータの確認とウェザーニューズへの送付が可能です。
ポールンウォッチは、直径4センチの「腕時計型くしゃみカウンター」です。腕からは3センチほど出っ張ります。くしゃみしたときにポールンウォッチの鼻を押すと、その回数によって目の色が「青」から「黄」「赤」「紫」へと4段階で変化します。文字通り“くしゃみに目を光らせる”というわけです。くしゃみの回数と時間は記録され、ウェザーニュースタッチアプリから確認できます。
くしゃみの回数のデータは、ウェザーニューズの予報センターにも送ることができ、調査に役立てるのはもちろん、ユーザーの症状に合わせた花粉対策を毎朝届けるサービスも、くしゃみカウンターの分析結果を加味したものになるそうです。
ウェザーニューズの予報センターでは、「ポールンウォッチ」でカウントされたくしゃみの回数や時間に加え、花粉観測機「ポールンロボ」で観測された花粉飛散量、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」を通して寄せられる、ユーザーの症状の報告(大丈夫、ややつらい、つらい、非常につらい)を分析して、くしゃみと花粉の飛散量や時間帯の関係性を調査するとのこと。
ウェザーニューズでは、くしゃみと、花粉の飛散量や時間帯の関係を調査するためのモニターを募集し、抽選で100人にこのポールンウォッチを配布する予定です。応募締め切りは3月6日の24時。スマホアプリのウェザーニュースタッチから応募できます。
なお応募するには以下の条件を満たしている必要があります。
1. iPhoneを使用している
2. ウェザーニュースタッチ有料会員
3. 花粉症である(通院証明などは不要です)
4. 就寝時等を除き、日常生活で基本的にポールンウォッチを付けていられる
5. 毎日くしゃみのカウントを行い、少なくとも1日1回ウェザーニュース花粉Ch.からくしゃみの報告ができる
6. くしゃみカウンターで記録したデータ、およびリポーター名の一般公開が承諾できる
まずは100台のモニターからスタートですが、将来的には厳しい花粉の季節を乗り切るのに重要なパートナーになるかもしれません。