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勝浦市は、6月第1土曜日に開いてきた恒例の「勝浦港カツオまつり」を「休止」すると決めた。本年度は実施せず、新年度以降の再開も不透明としている。販売用のカツオの調達が難しくなったのが主な理由。ここ数年、イベント時期に手ごろな大きさで売れ筋となる3キロ級の水揚げ量が減少していた。
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本年度は運営のための予算を計上しておらず、開催に協力してきた市内2漁協も休止で了承したという。
市農林水産課は「今年の水揚げは好調。しかし、6~8キロ級の大きいものが目立っており、これまでの実績をみると、(調達の)見通しが立たない」と理由を説明した。
カツオまつりは2001年度に開始。勝浦産カツオのブランド化を図ろうと、旬の魚を丸ごと1匹、割安で販売するなどしてきた。これまでに13回開催。ピーク時の07年度は6千匹を用意し、3万8千人の来場者を集めた。同市を代表するイベントの一つとなっていた。
しかし、その後は提供するカツオの量が徐々に減少していった。昨年度は千匹となり、来場者は過去最低の6千人に。好評だったカツオの刺身の試食も、販売用を優先するため中止を余儀なくされた。また、会場も勝浦漁港から市営駐車場に変更していた。
同課は「あまり少ない数で行っても後から来たお客から『もうなくなったの』という声が聞かれた」と、苦しい運営に追い込まれていたと打ち明ける。
今後については「再開する、しないとともに、やり方の見直しを含め総合的に検討する」としている。