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ポータブルオーディオの体感イベント「ポタフェス 2015 Limited in 名古屋」が、名古屋駅に近い「桑山ビル」で開催された。本イベントは東京と大阪で開催されていたイベントの全国ツアー第1弾で、今回の名古屋を皮切りに、全国8都市での開催を予定している。
午前11時の開場前から熱心なオーディオファンがあつまり、入場待ちの行列を作った。ヘッドフォン関連の専門イベント自体が珍しいということで、当日は在名のテレビ局が取材に訪れており、注目度の高さをうかがわせた。「ベルサール秋葉原」の3フロアを使った東京会場ほど大規模ではないが、オーディオメーカーなど80を越える団体が出展し、会場は多くの熱心なファンで賑わった。
会場では若い年齢層を中心に多くの参加者が、各々目当ての製品を視聴していた。なかなか聴くことができないハイエンドモデルも多数体験できるということで、普段は遠出をすることが難しい高校生の音楽ファンの姿も多く見られた。また、ヘッドフォンに詳しい参加者がこれからステップアップを考えている友人と一緒に来場するというシーンもあった。カップルで参加したファンもいたが、全体的に見ると女性は少なめだった。
●首都圏以外にも体験の場を
開催場所は名古屋だが、知多半島や三重、浜松など、周辺の都市から駆けつけた参加者も見られた。三重から来たとある参加者は、電車1本で名古屋に出られるため、会場まで足をのばしたと話した。名古屋は決して近くはないが、eイヤホン本店がある大阪よりはまだ行きやすいという。
ヘッドフォン関連機材を、これだけ大きな規模で自由に試聴できるのは、専門店やイベントが多い東京・大阪を除くと貴重な機会だ。専門的な品揃えの大型家電量販店でも、高級モデルなどを常時用意している例は多くはなく、試聴機があったとしても鍵付きのガラスケースに入っているため、首都圏や大阪以外のユーザーが実際に試すには、心理的な障壁が立ちはだかる。カスタムIEMや交換ケーブルなどはそもそも試聴できる環境が稀なため、購入を検討する顧客は友人や仲間内の機材を借りて試聴するといったことも珍しくない。
参加者からは「やっと名古屋に来てくれた」と歓迎する声があがった。浜松からやってきたという男性にイベントの感想を聞いたところ、「気になっていた機材があったけど、なかなか聴く環境がなかった。聴いたらますます欲しくなった」と話していた。…