懲戒免取り消し確定 タクシーチケット私的利用処分
2015年2月14日
タクシーチケットの私的利用を理由に懲戒免職となった鳥取県職員の男性(49)が県に処分取り消しを求めた訴訟で、
処分取り消しを命じた鳥取地裁判決について、県は13日、控訴を断念し同日付で判決が確定した。
処分は取り消しとなり、男性は県職員の身分を取り戻した。
県によると、記録が残っている中で、同県で裁判により懲戒処分が取り消されたのは初めてという。
控訴しない理由について県は「地裁は県が主張した事実関係(私的利用)を認定しており、
量定(処分の重さ)判断のみを争点に裁判を長期化させることは職員の権利保護の観点から不適当」とした。
判決確定で2010年の懲戒処分は取り消され、男性は当時の係長級の身分が保障される。
県は男性に処分以降の給与数千万円を支払った上で、あらためて処分を決める。懲戒処分指針の改正も検討する。
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日本海新聞 Net Nihonkai
http://www.nnn.co.jp/news/150214/20150214004.html