政治そのほか速
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アルバイトで一緒に働く人たちの中に尊敬できる人が何人もいる時代というのは、逆に“上から目線”の社員の立場からすれば、
“やりにくい”時代になったとも言えます。
同じ会社に20年も30年も居る社員の人は、その会社に固有のルールやシステム、企業風土などについては精通しているでしょう。けれど、
全然違う世界で、その人よりも長い年月にわたって社会経験を積み、しかも何らかの事情で一旦現場から離れ介護や家事などに従事した
経験のある人には、人間としての“深み”や“優しさ”がある場合が多いため、“上から目線社員”さんは人格的な魅力という点では相対的に、
見劣りしてしまうおそれがあるからです。
でも、その会社のルールやシステムについて、上から目線社員さんが詳しいのは紛れもない事実ですから、そういう事柄について聞く相手だ
と思えばいいのです。聞きにいったら、「そんなことも知らないんですか」と言われるかもしれません。そのときには、「ああ、やっぱり
この程度の人なんだ」と思って諦めましょう。どのみち生活費のプラスアルファ分を稼ぎに来ている場所ではないですか。無駄な亀裂を
生じさせることはありません。
●部下に対する思いやりが全く感じられない場合は要注意
『単に横柄・偏屈といった感じの“上から目線”であれば、気にする方が馬鹿馬鹿しいので割り切ってしまってください。ただ問題は、
ご相談者さまの上司にあたるその社員の人に、「部下であるアルバイトの人たちに対して、“思いやり”や“愛情”といったものが
全く感じられない」場合です。
どんなに横柄で偏屈な人であっても、毎日毎日一緒に汗を流して働いていれば、一定程度の仲間意識やチーム愛のようなものが普通は生まれてきます。
それが少しも見られず、部下に対して冷淡で共感を全くしないとなると、精神科の医師としては少し気にかかるものがあります。
ご相談者さまは“精神病質(サイコパシー)”という言葉を耳にされたことはおありでしょうか。犯罪心理学や生物学的精神医学などの領域で
使われている概念で、誤解を恐れずに簡単に言うなら、「人を支配することそのものが自己目的になってしまっている、良心や思いやりが
完全に欠如した人格」のことです。
http://news.mynavi.jp/news/2015/02/24/261/
>>1-10に続きます。