政治そのほか速
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http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL02H2D_S5A300C1000000/
財務省が2日発表した2014年10~12月期の法人企業統計によると、
金融機関を除く全産業の設備投資は前年同期比2.8%増の9兆7080億円で、7四半期連続で増加した。
経常利益は11.6%増の18兆651億円と、比較可能な1954年4~6月期以降で最高だった。
円安などの外部環境改善で製造業を中心に業績が回復し、
稼いだ利益を設備投資に振り向ける好循環が継続している。
設備投資の産業別の投資動向をみると、製造業は8.0%増と2四半期連続で増加。
工場の生産自動化システムや自動車関連が伸びた電気機械などの業種で増加した。
非製造業は0.3%増だった。
国内総生産(GDP)改定値を算出する基礎となり、注目が高いソフトウエアを除く全産業の設備投資額は、
季節調整して前期と比べると0.6%増。
伸び率は7~9月期(3.0%)から縮小した。
全産業の売上高は2.4%増の340兆9719億円と6四半期連続で増えた。
製造業は0.1%増。
情報通信機械や電気機械が増えた。
非製造業は3.4%増えた。
経常利益は12四半期連続で増加。
北米向けを中心に販売好調な輸送用機器を中心に製造業は16.4%増えた。
非製造業は8.3%増。
土木建築事業の増加や利益率の改善で建設業が増えたほか、鉄道旅客が好調な運輸業も伸びた。
財務省は今回の結果を受け「景気は緩やかな回復基調が続いている」とみている。
同統計は資本金1000万円以上の企業の収益や投資動向を集計。
今回の結果は内閣府が9日に発表する14年10~12月期のGDP改定値に反映される。