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【北京=阿部哲也】「またか」「やり過ぎだ」。質問が出るたびに苦笑が漏れる。中国の高虎城商務相が7日開いた記者会見では、
国外メディアの不満が相次いだ。「国内外の記者の関心事に答える」として大々的に開いたが、実際に質問者に指名されたのは
政府の統制下にある国内メディアのみ。事前に息子の縁故採用を巡る欧米メディアの報道が相次いだため、関連質問の封じ込めに
動いたとみられるが、逆に神経質ぶりが際立った。
米紙報道によれば、JPモルガン・チェースが高商務相の息子の雇用で便宜を図った疑いで米当局が調査を進めている。ほかにも
商務省が管轄する独占禁止法の運用など話題が目白押しだったため、高商務相の「生の声」を期待して多数の国外メディアが集まった。
ところが実際に指名されたのは、国営中央テレビ(CCTV)や人民日報などの中国メディアだけだ。質問も事前に擦り合わせていたと
みられ、差し障りのない内容ばかり。高商務相も用意した原稿を読み上げるだけで、「記者会見」とは名ばかりの様子に多くの
国外メディアはあきれ顔だった。
ソース(日本経済新聞) http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM07H3E_X00C15A3FF8000/
写真=記者会見する高虎城商務相(7日、北京)=写真 柏原敬樹
http://www.nikkei.com/content/pic/20150307/96958A9E9381959FE2E59AE1978DE2E5E2E1E0E2E3E79494EAE2E2E2-DSXMZO8410312007032015FF8001-PB1-5.jpg