Ｊ２リーグに所属する大宮、千葉、東京Ｖ、横浜ＦＣの４クラブが２日、合同プロモーション企画として
「首都圏バトル４～じゃない４の逆襲～」を実施すると発表した。

南関東にホームタウンを置くＪ１“じゃない方”の“４”クラブがタッグを組み、Ｊリーグ史上でも類を見ない
「ホーム＆アウェー共通Ｔシャツチケット」を軸に様々な企画を行っていく。

コンセプトは「“じゃない方”だから、できることがある」「“じゃない方”だから、おもしろい」「“じゃない方”
だから、未来がある」。首都圏でＪ１“じゃない方”の４クラブが街の誇りをかけて激突する…とやや
“自虐的”な匂いも漂わせつつ、もちろん４クラブと選手たちは真剣だ。

４クラブに在籍する選手たちを代表し、それぞれがコメントを発表。千葉のＭＦ佐藤勇人（３２）が
「個人的には東京ヴェルディの平本選手には絶対に負けたくないですね（笑）」とかつて各年代別の
日本代表の仲間としてしのぎを削り、私生活でも仲のいい東京ＶのＦＷ平本一樹（３３）に対して
闘志を燃やせば、名指しされた平本は「首都圏バトルという名前がついた以上は、首都のクラブとして
負けるわけにはいきません。去年の悔しさも全部ぶつけて、勝ちにいきますよ！」と昨季Ｊ２リーグ戦
２０位からの巻き返しを誓った。

お笑い界では、かつて“春日じゃない方”“じゃない方芸人”などと揶揄されたオードリーの若林正恭（３６）が
その後大ブレークを果たすなど“じゃない方”の底力はあなどれない。Ｊ１リーグ戦１６位でＪ２降格の
憂き目に遭った大宮、Ｊ１昇格プレーオフに敗れた千葉、Ｊ３残留争いを演じた東京Ｖ、８年目のＪ２を戦う横浜ＦＣ…。
昨季は厳しい戦いを強いられた“じゃない方”４クラブの奮闘に注目だ。

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