イランラジオ 2015/02/14(土曜) 19:29
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中国が、第2次世界大戦期の敵対政策を理由に、日本政府に対し謝罪を求めています。
韓国・ヨンハプ通信によりますと、中国外務省の華春瑩報道官は13日金曜、演説の中で、「日本政府が歴史に対して誠実に向き合わなければ、近隣諸国と良好な関係持つことはできない」と強調しました。
この報告によりますと、この華報道官の発言は、日本の安倍総理大臣の最近の表明への反応として行われたということです。
安倍首相は12日木曜、国会で、中国、韓国、ロシアとの関係改善に全力を注ぎ、これらの国々との緊張を緩和するとしました。
日本と中国は、歴史問題や尖閣諸島問題をめぐり、対立を抱えています。
また、日本は韓国とも第2次世界大戦に関連する一部の問題や、竹島の領有権問題で対立し、ロシアとは北方領土をめぐり、対立しています。
ロシアはまた、日本がウクライナ問題に関して、アメリカなどの西側諸国と歩調を合わせていることから、日本に対して不満を感じています。
日本は4度にわたり、ロシアの政府関係者、企業、銀行に対する制裁を行使しています。
日本はこの数ヶ月間、中国、韓国、ロシアとの関係を再度構築するため、多くの話し合いを開始しており、
中国の習近平、国家主席との北京での会談、ロシアのプーチン大統領に対する日本訪問の招待などを日本政府の最も重要な努力だとしています。