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テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ、大阪市此花区)を運営する「ユー・エス・ジェイ」のグレン・ガンペル社長兼最高経営責任者(CEO)は18日、沖縄県内に新たなテーマパークを建設する方針を明らかにした。具体的な場所や時期は示さなかったが、これまでの発言から名護市が有力とみられる。
新パークのテーマについては、USJとすみ分けを図るため、「映画やテレビ番組以外」とした。USJや東京ディズニーランドに次ぐ規模を想定しているという。
ガンペル社長は大阪市内で報道陣の取材に応じた。新パークの建設計画は「まだ初期段階」で、どのようなパークにするかは「沖縄の消費者を理解するため調査をしている。海外からの旅行客が多いことも考慮し、場所に合うものを展開する」と述べた。
USJは、昨年7月にオープンした映画「ハリー・ポッター」のエリアが好評を博し、国内外から集客している。今年度の入場者数は1200万人を超えて過去最高になる見通しだ。このため、新たな成長策として、新パーク建設が課題になっており、沖縄や九州、アジアを候補地として検討を進めてきた。ガンペル社長は昨年7月の毎日新聞のインタビューに対し、「沖縄県名護市をはじめ国内外に複数の候補地があり、検討中だ」と述べていた。
また、ガンペル社長はこの日、カジノを含む統合型リゾート(IR)についても「他社と組んで立ち上げに参加したい」と参入に強い意欲を示した。
現在のUSJについては、さらに集客力を強化するために投資する。ガンペル社長は、映画「ジュラシック・パーク」を題材とした屋外ジェットコースターを2016年春にオープンさせると発表。投資総額は100億円程度で、開業から1年間で30万〜50万人の入場者上積みを見込む。【岡奈津希】