政治そのほか速
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防衛省のシンクタンク「防衛研究所」は10日、東アジアで昨年起きた安全保障問題を分析した「東アジア戦略概観」を公表した。北朝鮮の核・ミサイル開発や中国の海洋進出を受け、「不測の事態や軍事衝突を招きかねないリスクが高まった」と指摘。衝突を防止するための海上連絡メカニズムなど、「実効的なシステムを構築することが喫緊の課題」との認識を示した。
中国については、習近平指導部が「積極的な対外政策」を強調していることが、南シナ海での石油掘削装置の設置など「一方的な強硬姿勢」につながっていると分析した。
北朝鮮では、「弾道ミサイルの長射程化や精度の向上を推進し、核弾頭の小型化を進展させている」と指摘。核弾頭を弾道ミサイルに搭載できるようになれば、「脅威は深刻で重大なものとなる」と警戒感を示した。【飼手勇介】