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肝臓手術で患者18人が死亡した群馬大医学部付属病院(前橋市)の野島美久(よしひさ)病院長(61)が、4月に予定されていた学長就任を辞退したことが関係者への取材で分かった。40代男性医師が執刀した手術について、学内外で調査や審議が続いているためとみられる。昨年12月5日に次期学長に内定していた。群馬大は19日に学長選考会議を開き、対応を協議する。
関係者は「一連の問題にも誠実に取り組んでおり、学長の適任者だった。就任辞退は大変残念だ」と話した。学長の任期は4年。高田邦昭学長(63)は3月末に任期満了で退任する。
野島氏は2011年4月に病院長に就任した。厚生労働省は同病院について、診療報酬などの優遇がある「特定機能病院」の承認取り消しを審議中で、今月9日の会合では野島氏も聞き取り調査を受けた。【尾崎修二】