政治そのほか速
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川崎市川崎区の多摩川河川敷で同区の中学1年、上村(うえむら)遼太さん(13)の刺殺体が見つかった事件で、上村さんの通夜が2日、川崎市内の斎場で営まれ、親交のあった制服姿の同級生や保護者らが訪れ、その死を悼んだ。参列者によると、上村さんが好きだったバスケットボールのボールが霊前に供えられ、ほほ笑む上村さんの遺影が飾られていたという。
【供述変わり、徐々に浮かび上がる当時の様子】
通夜は午後6時半に始まり、保護者に付き添われたりした同級生らが次々と斎場に入った。斎場を後にする際にすすり泣く参列者もいた。
上村さんや逮捕された3人の少年と一緒にゲームセンターで遊んだことのある男性(20)は「一緒にいてとても楽しかった。伝えたいことはたくさんあるけれど、『遊んでくれてありがとう』と言いたかった」と声を詰まらせた。
上村さんと同じバスケ部の中2の男子生徒(14)は「明るかった後輩に『さようなら』と伝えた。練習や試合の疲れは(上村さんの)笑顔で吹っ飛んだ。とても悲しい」。バスケ部の別の男子生徒(14)は「部活の遠征でおしゃべりしたのが一番の思い出。『また遊ぼうな』と心の中で呼びかけた」と話した。息子が同級生だという会社員の男性(49)は「会場では嗚咽(おえつ)が漏れていた。同じ親としてとてもつらい」と下を向いた。【大平明日香、水戸健一】