政治そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
◇再稼働前提の3許認可で、二つの手続き終了へ
九州電力は28日、川内(せんだい)原発2号機(鹿児島県)について、工事計画の修正文書(補正書)を原子力規制委員会に提出した。これにより、再稼働の前提となる三つの許認可のうち、二つの手続きが終了する見通しになった。
九電は1号機の再稼働を優先させるため、2号機の補正書提出を後回しにしていたが、1号機と2号機は非常用ディーゼル発電機などの設備を共用しているため、2号機の補正書の提出準備を進めていた。
今回の補正書で、九電は地震や津波、竜巻などに対する2号機の原子炉建屋や、非常用ディーゼル発電など1、2号機の共用施設を含む14施設の安全性評価を充実させた。書類は2013年7月の申請当初の約4000ページから約2万9000ページに増えた。
九電は1号機については7月中旬の再稼働を目指しているが、使用前検査の遅れのため、ずれ込む見込み。このため、九電は三つの許認可のうち、最後に残る保安規定の補正書については今月中に提出する見通しだ。【鳥井真平】