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札幌と大阪を結んできた寝台特急「トワイライトエクスプレス」の最終列車が12日、札幌市のJR札幌駅と大阪市のJR大阪駅からそれぞれ出発した。駅の発車ホームには大勢の鉄道ファンが集まり、速度を上げて姿を消していく深緑の豪華列車を目に焼き付けていた。
トワイライトエクスプレスは1989年7月、JR西日本が運行を開始。札幌−大阪間約1500キロを日本海側経由で約22時間で結び、延べ約116万人を運んだ。
来年3月に開業する北海道新幹線(新青森−新函館北斗)の試験走行が進む中、寝台特急を走らせると在来線で新幹線の試験走行時間が確保できないことや、車両が老朽化したことなどから廃止が決まった。
札幌駅には12日、約1000人のファンが集まり、小雪が舞う中で別れを惜しんだ。札幌からの最終列車は13日午後0時53分にJR大阪駅(大阪市北区)に到着し、大阪からの列車は同日午前9時52分に札幌駅に着く予定で、26年の歴史に幕を下ろす。【久野華代】