政治そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
山形大学の男子学生が119番通報したものの救急車が出動せず、その後、死亡した問題で17日、遺族と山形市が裁判所の和解案に合意しました。
この問題は、2011年に山形大学の2年生だった大久保祐映さんが体調を崩し、119番通報するもタクシーで病院に行くよう促され、その後、アパートで死亡しているのが見つかったものです。遺族は山形市が救急車を出動させなかったのは規定違反だとして、損害賠償訴訟を起こしていました。
山形市は過失はなかったと一貫して主張し、裁判は平行線をたどりましたが、17日の電話会議で山形市側が1500万円の和解金を支払うこと、問題の総括を公表すること、消防の研修プログラムに再発防止策のカリキュラムを取り入れること、の3点からなる和解案に双方が合意しました。
和解は市議会の承認を経て、今月30日に成立する予定です。(17日20:53)