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警察庁は12日、インターネット上で売春相手を募るなどの性非行に及んだ少女らを発見し、警察官が注意を促す「サイバー補導」で、全国の警察が昨年1年間に18歳未満の少女ら439人を補導した、と発表した。
一昨年10月に本格導入されたサイバー補導の通年の実績が示されたのは初めて。売春相手の逮捕など成果が上がる一方、警察側が少女らにメールなどを送ったものの接触できなかったケースが1万件以上あり、同庁は「捜査の効率化が課題」としている。
サイバー補導は、同庁が2013年10月に全国の警察に導入を指示。主に18歳未満を対象に、売春相手を募ったり、下着の売買を持ちかけたりするネット上の書き込みなどに対し、警察官が身分を隠してメールを送るなどして接触を図り、補導する。
発表では、昨年補導した未成年者は501人で、439人は18歳未満。うち422人(96%)が少女だった。18歳未満のうち高校生は309人(70%)、中学生45人(10%)。年齢別では17歳が194人と最多で最年少は13歳の中学1年生。6割にあたる266人は、摘発や補導歴がなかった。
書き込み先は、ID交換掲示板や出会い系アプリなど「掲示板」が321人、ツイッターなど「SNS」が107人で、「出会い系サイト」は11人。同庁が昨年4月以降に調査した330人のうち、320人(97%)が、書き込みにスマートフォンを使っていたという。