政治そのほか速
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埼玉県熊谷市で2011年3月、実家で両親を殺害し放火したとして、殺人と非現住建造物等放火の罪に問われた長男羽鳥浩一被告(43)=群馬県太田市=の裁判員裁判で、さいたま地裁は3日、無罪の判決を言い渡した。検察側は無期懲役を求刑していた。
栗原正史裁判長は判決理由で「被告は携帯電話を壊すなど不審な行動を取っているが、犯人と強く推認されるとまでは言えない」と指摘し、「犯人が被告であると認定するには合理的な疑いが残り、犯罪の証明がない」と述べた。
地検の片山巌次席検事は「判決内容を精査した上で上級庁と協議し適切に対応したい」とコメントした。