*09:28JST 日経平均寄り付き＆為替概況：日経平均は35円高、任天堂とディーエヌエーが買い気配に
　
　【日経平均は35円高、任天堂とディーエヌエーが買い気配に】
　
　9時26分現在の日経平均株価は、19472.88円（前日比+35.88円）で推移。日経平均は小幅反落で始まった。17日の米国市場ではNYダウが120ドル超の下落となった。連邦公開市場委員会（FOMC）の結果を18日に控えていることもあり、利益確定の流れが先行している。その中で、資本・業務提携を発表した任天堂<7974>、ディーエヌエー<2432>が買い気配スタートとなっている。さらに任天堂関連とされるミツミ<6767>、ホシデン<6804>、メガチップス<6875>、シライ電子<6658>、ユビキタス<3858>が軒並み買い先行で始まっている。
　
　セクターでは、保険、その他金融、その他製品、鉄鋼、金属製品、パルプ紙、サービスなどがしっかり。一方で、鉱業、ゴム製品、証券、海運が冴えない。規模別指数では小型株指数のみが小幅にマイナス。なお、寄り付き後の日経平均は一時19389.24円まで下げたものの、先高期待の根強さなどでプラス圏に切り返す展開になっている。
　
　【ドル・円は121円35銭付近、FOMC声明とイエレンFRB議長会見待ち】
　
　ドル・円は121円35銭付近で推移。ドル・円は、米連邦公開市場委員会（FOMC）声明とイエレンFRB議長の会見を控え動意に乏しい展開が継続。連邦公開市場委員会（FOMC）では、「忍耐強く」という文言が削除されるか否か、ドル高への警戒感が示されるか否かなどが焦点。リスクシナリオは、ドル高への警戒感が示され、イエレンFRB議長が早期の利上げ開始に否定的な見解を示した場合となる。
　
　なお、8時50分に発表された2月貿易収支は-4246億円となり、市場予想（-9866億円）より赤字幅は縮小したが、反応は限定的となっている。
　
　9時26分時点のドル・円は121円35銭、ユーロ・円は128円60銭、ポンド・円は179円04銭、豪ドル・円は92円45銭で推移している。
　
　
　《KO》