政治そのほか速
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*08:20JST 前場に注目すべき3つのポイント~米国金融株高でメガバンクの動向に注目へ
13日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:SQ通過によるアク抜け、新年度への期待感
■外資系証券の注文動向:差し引き620万株の買い越し
■前場の注目材料:モルガン・スタンレーは6%超の上昇、米国金融株高でメガバンクの動向に注目へ
■SQ通過によるアク抜け、新年度への期待感
☆日経225想定レンジ:上限19300円-下限19000円
13日の東京市場は堅調な展開になりそうだ。12日の米国市場はNYダウが259ドル高と大幅に上昇した。連邦準備制度理事会(FRB)によるストレステストでほぼ全行の資本計画が承認されたことを受け、金融関連銘柄を中心に買いが広がっている。これを受けたシカゴ日経225先物清算値(6月限)は大阪比195円高の19125円となり、東京市場はこれにさや寄せする格好からのギャップ・アップで始まろう。
ただし、SQ値が高く決まる可能性があるため、これが上値を抑える可能性はある。日経平均は19000円を回復して始まるとみられるなか、いったんは利益確定に向かわせやすい面もありそうである。FRBによるストレステストの結果が評価されており、メガバンクなど金融株の反応が注目されるところ。金融株が買い一巡後にこう着感の強い展開になるようだと、次第に週末ムードにも。
また、米小売売上高が予想を下回っているほか、原油先物相場の下落基調も継続している。自動車や資源関連などの上値の重しとなる可能性はありそう。さらに、半導体SOX指数は下落している。米インテルが、1-3月期の売上高がこれまでの予想を下回るとの見通しを示したことが嫌気されており、ハイテクセクターの上値も重そうだ。
日経平均は高値圏でのもち合いを上放れてくるだろうが、その後は19000円処での値固めの動きといったところであろう。19000円を固めてくるようだと、SQ通過によるアク抜け、新年度への期待感などもあり、3月末に向けた一段高が意識されやすい。
■外資系証券の注文動向:差し引き620万株の買い越し
朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1140万株、買い1760万株、差し引き620万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。
3月6日(金):660万株の買い越し
3月9日(月):500万株の買い越し
3月10日(火):230万株の売り越し
3月11日(水):60万株の買い越し
3月12日(木):90万株の売り越し
■前場の注目材料
・米インテルが4%超の下落、1-3月期の売上高見通し下方修正を嫌気
・モルガン・スタンレーは6%超の上昇、米国金融株高でメガバンクの動向に注目へ
・14年のスマホ国内出荷台数、前年比12.4%減で市場拡大に一服感
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
08:30 閣議後、閣僚会見予定
《KO》