政治そのほか速
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*08:12JST 今日の為替市場ポイント:米労働市場情勢指数は2カ月連続で低下
昨日9日のドル・円相場は、東京市場では120円61銭から121円13銭で推移。欧米市場では一時121円41銭まで上昇し、121円15銭で取引を終えた。
本日10日のドル・円は主に121円台前半で推移か。日経平均株価の反発が期待されており、リスク選好的な円売りは継続する見込み。
9日に発表された2月の米労働市場情勢指数は4.0となり、1月実績の4.8を下回った。市場関係者の間では2月の労働市場情勢指数は1月実績を上回るとの予想が多かったもようだが、予想に反する結果となった。2月の4.0は昨年8月の3.0以来の低い水準となる。
2月失業率が低下したことや非農業部門雇用者数が予想を上回ったことで、6月利上げの思惑が広がっているが、労働市場情勢指数は2カ月連続で低下している。雇用環境は穏やかに改善しているものの、早期利上げが必要とされるような状況ではないとの声が聞かれており、米長期債利回りは低下した。
欧州諸国の国債利回りが低下したことも意識されたようだが、ドル高が継続した場合、インフレ抑制への思惑は強まり、利上げを行っても米長期債利回りは2%を再び下回る可能性がある。
《KO》