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*08:32JST 《一読必須》今日の日経平均はこうなる~フィスコ・アナリスト別予想!
【小幅高となる】18750-18875円のレンジを想定=フィスコ村瀬 智一
米国市場が不安定ながらも、シカゴ先物が底堅い動きをみせており、やや買い先行の展開になりそうだ。ただし、13日に先物オプション特別清算指数算出(SQ)を控えている。限月交代に伴うロール・オーバーの商いが中心とはいえ、12日の日経平均の日中値幅は253円と大きく動いていたこともあり、先物市場を睨みながらの相場展開といったところか。オプション権利行使価格の18750円と18875円辺りでの攻防か。日経平均の5日線は18780円辺りに位置している。これが抵抗になるようだと、こう着感が強まる可能性。18750-18875円のレンジを想定する。
【小幅高となる】日経225では最後のロールオーバーを消化=フィスコ田代 昌之
円建てCME先物の終値は前日の225先物比130円高の18780円。為替市場では、ドル・円は121円40銭台、ユーロ・円は128円10銭台(8時00分時点)。ここ2日間は値動きが荒く、まさに「SQ週の中日は荒れる」といった展開となったが、ロールオーバーも進んでいることなどから本日はオプション権利行使価格18750円レベルで落ち着いた動きを見せると想定。海外投資家や年金の動きは引続き活発となっていることで動くとすれば上か。本日じり高で18800円台後半で引けると、今夜の欧米市場の動向次第では明日のメジャーSQ値は19000円台をつける可能性も。様々な思惑が交錯していることから説明し難い地合いが続いているが、良好な需給面が指数の下支えとなっていることは間違い無さそうだ。
日経225のスプレット市場では、出来高が6万7998枚(前日は7万3875枚、ともに夜間取引含む)。前日の3月限と6月限のスプレット価格は-81とフェアバリュー(理論価格:-106円)よりプレミアムが付いている。一方、TOPIXに関しても、3月限と6月限のスプレッド価格は-8.6pとフェアバリュー(-11.77p)よりプレミアム推移。225先物の3月限の建玉は23万2744枚、6月限は30万0954枚まで積み上がっていることからロールオーバーは昨日ピークを迎えたとの観測。一方、TOPIX先物に関しては、3月限の建玉が23万5543枚で、6月限は58万6662枚と逆転している。建玉の推移を見る限りはロールオーバーは順調に進んたと言えよう。
《KO》