［東京　１３日　ロイター］ – 麻生太郎財務相は１３日の閣議後会見で、２０１５年度予算の年度内成立を引き続き目指す考えをあらためて示した。月末までに成立させることは時間的に可能だとし、「今の段階で暫定予算は検討していない」と述べた。

　１５年度予算案は同日、衆議院を通過するとみられている。年度内の成立は日程的に厳しいが、麻生財務相は「３１日までの成立は物理的に可能。暫定予算を組むか組まないかというのはもっと後の話だ」と指摘した。

　一方、景気認識を問われた麻生財務相は、回復基調が続いているとの考え方を示した。その上で、「基本的に円安というものは今の状況において景気にプラス。原油安、低金利、円安が景気にプラスというのは確かだ」とした。

　 (梅川崇)

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