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グローバル化に伴い、仕事などで英語を使ってメールをする機会が増えている人も多いはず。依頼や状況などを説明するメールでは、トーンやマナーで、相手との関係が大きく変わってしまうこともあり、時には話す以上に注意が必要となる。これまで、実際の用例を用いて、相手に適したメールの英語表現を解説してきたが、今回は「結びの言葉」について紹介したい。
必ず役立つ「英文メール」その1 用例付きでわかりやすく解説
英文メールで使われる結びの言葉には、シチュエーションに合わせて、使い分ける表現が様々ある。まずは下記の【用例5】を見てもらいたい。
___________
<<用例5抜粋>>
■フォーマルな文章
Thank you and best regards,
___________
<和訳>
よろしくお願いいたします。
___________
これをカジュアルにすると下記のような表現ができる。
___________
■カジュアルな文章
Thank you,
___________
結びの言葉として基本中の基本は「Best regards,」。とはいえ、何かを依頼する時には「Thank you,」を添えたいもの。それもあり、【用例5】のフォーマルなメールでは「Thank you and best regards,」としている。少しカジュアルなメールでは「Thank you,」とだけしているが、「Thank you and best regards,」でも全く問題ない。
また、同じようなニュアンスで「Thank you in advance」を使うこともできるが、必ず何かをやってもらうことを前提としているようにもとれるので、対クライアントよりは、同僚とのやり取りの時に使うほうが適切だろう。
そのほかにも「結びの言葉」は下記のようにいくつもある。
■「社外」などフォーマルなメールで使われる結びの言葉
Sincerely, / Best regards, / With best regards, / Thank you and best regards, / Kind regards, / With warm regards, / Warmest regards, / Thank you,
■「同僚」などカジュアルなメールで使われる結びの言葉
Thank you, / Thank you in advance, / Regards, / Thanks, / Best, / Cheers (オーストラリア、英国等)
英語表現の正しい答えは一つではなく、結びの言葉だけでも様々。いかにそのシチュエーションにおいて最適な単語や表現を選べるかは、たくさん英文を読み書きして力をつけることにかかっている。
ライティングは英語の基礎をマスターしているか、していないかがはっきりと出るので、英会話以上に練習が必要なスキルと言えるだろう。
(記事/柏野裕美)