「AMAZING IN MOTION」というスローガンを掲げるレクサスが、激しくも優雅な走りをサーキットで見せつけた。

　舞台は「F」の由来となった富士スピードウェイ。わずかな接触も許されないシビアな状況下で繰り出された「究極の1周」をチェックしてみよう。

　動画のテーマは「走るアート」。ホワイトボディで統一されたレクサスの高性能モデル「F」が隊列を組み、テクニカルなコーナーをツインドリフトなどを繰り出しながら駆け抜けていく。優雅に流れるクラシックと巧みにシンクロさせた編集も見どころだ。

　使用したレーシングカーは、スーパーGT参戦車両の「RC F GT500」、2015年シーズンから本格供給する予定の「RC F GT3」、世界500台限定で発売された「LFA」に加え、昨年秋に発売された「RC F（2台）」の合計5台。
　

　撮影当日は早朝から雪が舞い始め、レーシングカーを走らせるにはあまりに危険な路面コンディションだったという。

　そんな状況下で華麗な走りを見せた日本人トップドライバー達の超絶テクニックも見事だが、Fモデルの高いポテンシャル無しには、今回のようなプロジェクトはもちろん成立しない。

　いま話題のドローンも登場するメイキング映像も必見だ。

　RC F GT500：石浦宏明選手
　RC F GT3：片岡龍也選手
　LFA：駒形行春選手
　RC F：佐久間達也選手＆川畑真人選手
　ドライビング・ディレクター：木下隆之氏

　（zlatan）

　写真：トヨタ自動車