政治そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
マクラーレン・オートモーティブは果たして何種類のスーパーカーを提供できるのだろうか。その答えはもしかすると我々の予想を上回るかもしれない。この英国のレーシング・チーム由来のスーパーカー・メーカーは、同じ基本的なアーキテクチャを使いながら、現在2つのシリーズで5つのモデルを製造している。スーパー・シリーズの「625C」「650S」そして新型「675LT」と、アルティメット・シリーズの「P1」「P1 GTR」だ。これだけでもすでに見事なものだが、新たに登場するスポーツ・シリーズが加わることで、そのラインアップは大幅に拡充されることになる。
先週ジュネーブ・モーターショーで、米自動車雑誌『Car and Driver』がマクラーレン・オートモーティブのマイク・フルーウィットCEOに取材したところ、新しく登場するスポーツ・シリーズは、アイスクリーム・パーラーも真っ青というくらい、さまざまなフレーバーが用意されるとのことだ。
以前からマクラーレンのエントリー・モデルには、3種類あるいは4種類のボディ・スタイルが設定されるだろうと言われていた。それはまずクーペとコンバーティブル、そしてこれまでなかった、より広い荷室を備えるGTバージョンが加わるのではないかという噂だった。この疑問に対しフルーウィットCEOは「確かに2種類以上のボディ・スタイルを用意する。スーパー・シリーズのことを考えれば分かるだろう。650Sクーペ、650Sスパイダー、そして675LTがある」と答えたという。そう、3つ目のボディは「ロング・テール」でほぼ決まりだ。
さらに、スーパー・シリーズ同様、スポーツ・シリーズにもエンジン・スペックによるバリエーションが設定される見込みだ。つまり625Cに相当するエントリー・レベルの「C」、それよりパワフルな(フルーウィットCEOによれば”最も理想的な仕様”であるという)「S」。この2グレードはクーペとスパイダー(コンバーティブル)の双方に設定されるだろう。そして特別に高性能な「LT」を合わせれば、それだけで5種類の”フレーバー”は確定だ。さらに前述のGTバージョンにもクーペとスパイダーがあるとすれば、全部で7種類にもなる。顧客はポルシェ「911」やアウディ「R8」のように、幅広い選択肢の中から選ぶことが出来るだろう。
スポーツ・シリーズの価格は、911の上位グレードである「911ターボ」と「911ターボS」の間くらいになると予想される。…