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ホンダは、さいたま市と共同で、ホンダが2015年1月に発売したV2H対応DC普通充電器「Honda Power Manager(HEH55)」をさいたま市立太田小学校内に設置し、引渡し式を行った。
式典には、本間 和義 さいたま市副市長、三部 敏宏 本田技研工業株式会社 執行役員らが出席。HEH55の導入により、平常時は公用車として使用している燃料電池自動車(FCV)や電気自動車(EV)から、非常時に防災拠点等の蓄電池への継ぎ足し充電が可能になる。
来るべき水素エネルギー社会に向けたホンダの取り組みコンセプト「つくる・つかう・つながる」が、初めて実用化されたことになる。
さいたま市では、2014年9月にホンダの独自技術である高圧水電解システムを採用したパッケージ型「スマート水素ステーション(SHS)」を、さいたま市東部環境センター(さいたま市見沼区)内に設置し、水素をつくっている。今回、HEH55を導入することにより、「つくる・つかう・つながる」というコンセプトが、災害時や復旧・復興時にも強靭なスマートコミュニティづくりへ貢献することが期待されている。
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