政治そのほか速
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香りたつコーヒーを居心地の良い空間で味わうぜいたくな時間。こちらは今週末にオープンする“カフェ”です。一杯ずつ抽出するコーヒーに、女性好みのスイーツ。随所にこだわりを感じさせますが・・・
「ここの場所にはグループのおはしカフェガストがあった」(すかいらーくグループ ニラックス 崎田晴義社長)
運営するのはファミレス・チェーン最大手の「すかいらーくグループ」。業績不振だったガストの店舗を改装し、すかいらーく50年の歴史上、初めて「カフェ」に参入しました。時間にもお金にも余裕がある30代から50代の女性をターゲットに、コーヒーは1杯580円。想定する客単価は1000円とガストよりも高めです。
「レストランの周りにもいろいろなカフェがオープンしている中で、伸びているところにはチャレンジするってことが必要である」(すかいらーくグループ ニラックス 崎田晴義社長)
コーヒーを取り巻く環境はここ数年で様変わりしています。「ファストフード」店や「コンビニ」が低価格のコーヒーを打ち出し大ヒット。今回、すかいらーくがカフェをオープンしたことで、ファミレス業界もコーヒー界に本格参戦した格好です。
ただ、既存のカフェチェーンも異業種からの参入に対し手をこまぬいて見ているわけではありません。“セルフサービス”で“お手頃価格”のドトールコーヒー。12か月連続で来客数が減少しています。一方で業績に貢献しているのが・・・
「ブレンドコーヒーでございます」
ドトールグループが展開する「星乃珈琲」です。初出店以来、4年間で130店舗まで拡大しました。最大の特徴は店員が注文を聞き、席まで運ぶ「“フル”サービス」と「フードメニューの充実」。客単価は1人あたり850円。ドトールの2倍以上ですが・・・
「ああいうお店(ドトール)だと“すぐ出なきゃ”っていう感じがするが(ここは)ゆったり座っていられる」(来店客)
「お茶を飲むのに1000円以上っていうのはちょっとぜいたくかな」(来店客)
ゆったりした“時間”と“空間”という付加価値で客をもてなす姿勢が受け入れられているようです。
コーヒーの国内での消費量は。去年、2年連続で過去最高を記録。コンビニ・コーヒーの躍進のほか、幹線道路沿いにあって客単価が高い「ロードサイド型」喫茶店が、ここ5年で市場を1.5倍にも拡大させているのです。
すかいらーくの新しいカフェやドトールの星乃珈琲もこれにあたります。…