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[ローマ 16日 ロイター] – 欧州連合(EU)のトゥスク大統領は、ギリシャがユーロ圏を離脱した場合のリスクを過小評価しないよう警告した。イタリア紙スタンパが伝えた。
トゥスク氏は同紙を含む欧州6紙とのインタビューで、「わたしはユーロ圏の結束を維持することに力を尽くしている。ドイツで一部の専門家は『グリグジット(Grexit、ギリシャのユーロ離脱)』が解決策だと述べているが、わたしは何もいいことはないとみている。この愚かなシナリオを回避する必要がある」と語った。
同氏はまた、ウクライナ問題に関し、同国の政府が国内を完全に掌握するまで、欧州は制裁によってロシアに対する圧力を維持する必要があると述べた。
「わたしはロシアの善意については懐疑的で、必要なのは詳細を協議することではなく、圧力の維持だと確信している」との見方を示した。
また、独仏の仲介によってまとめられたウクライナ東部の停戦合意(ミンスク合意)は完全に履行する必要があるとした。
「メルケル(独首相)とオランド(仏大統領)の努力を支えるためには、合意が完全に履行されるまで制裁を維持するべきだ。つまり、ウクライナ政府が国境に責任を持てるようになるまでということだ」と語った。
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