政治そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
[ワシントン 4日 ロイター] – バイデン米副大統領は4日、イラクのアバディ首相と電話会談し、過激派組織「イスラム国」対策について協議した。現在、イラク政府軍が主導して北部の主要都市ティクリートで展開する軍事作戦などが話し合われたという。
ティクリートはフセイン元大統領の出身地。この作戦に米軍などの有志連合は参加しておらず、イラクはイランの革命防衛隊の支援を受けている。スンニ派が多いティクリート周辺での軍事作戦には、多数のシーア派民兵が参加しており、宗派間の緊張が悪化する懸念もある。
米ホワイトハウスによると、バイデン副大統領は、アバディ首相や同国指導者に対し、ティクリートでの作戦開始に先立ち全国的な共同戦線を築いたと称賛。
一方、ホワイトハウスのアーネスト報道官は、イランの軍事作戦参加について、「米国はイランと軍事的に協力しないと当初から主張している」しつつも、「イランの軍関係者が作戦に関与していることで、この作戦にイラクのすべての宗派が参画すべきという優先事項が変わる訳ではない」と述べた。
Thomson Reuters 2015 All rights reserved.