政治そのほか速
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ここ数年、私は人を幸せにし、生産的にするものについて、数多く書いてきました。ブログや心理学や健康や科学系の学術的な書籍などを見てきましたが、共通する法則が何度も出てきました。
今回は、幸せな人生を送る秘訣だけではなく、より生産的になるための戦略や、人間の行動に関する議論、健康的な習慣をつくる方法などを紹介していきます。いくつかの法則は、あなたの人生にも応用できると思います。
1. 人間は理論的ではなく感情的
人は人生の大事な決断をするのに理由がいると思っているなら、あまりにも論理的思考能力のない人が多くて、混乱したり頭にきたりするはずです。実際には、理由は決断のあらゆる要素のひとつであり、重要視されないこともよくあります。
スコット・アダムス
スコットさんの本でこの言葉を見つけた時に、なるほどと思いました。私はこれまで、他の人の論理的思考能力がひどくて、混乱したり頭にきたりしていたのです。その理由がやっとわかりました。
政治でも同じようなことをよく感じていました。今でも頭にきていますが、最近テレビで政治家を見た時に、このスコットさんの言葉も心に刻もうと思いました。
政治家は、理由が投票の意思決定に大きく影響しないことをよく知っています。何百もの論理的な討論よりも、有権者を気持ちよくさせるひとつの嘘の方が、よっぽど効果的なのです。たとえ有権者が、それは嘘だとわかっていても。社会が嘘つきの政治家を許容することに困惑している人は、人間は論理的な生き物だと思っているのでしょう。
もう一度言います。「たとえ有権者がそれは嘘だとわかっていても」です。人間というのはそんなにも愚かなのでしょうか!?
スコットさん曰く、人間は言われたことにだけ”反応する機械”だと思っていた方がいいのです。あなたが「決断に理由が要らない人もいる」と言って相手が理解できた時は、その人と論理的な議論を進めても意味がありません。相手は”感情的”なモードに入っており、反応しているだけです。
これまで政治的な討論をしていて、自分の論理を理解しようとしない友だちに頭にきたことがある人は、私の言っていることがわかるでしょう。しかし、その友だちもあなたのことをまったく同じように思っている、ということは覚えておきましょう。
自分の友だちや家族を”反応する機械”だと思うのは、少々抵抗があるかもしれませんが、コミュニケーションや、人と仲良くやっていこうとする時には、驚くほど役に立ちます。…