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これもひとつの投資だ。結果はわからない。だが試してみる価値はありそうだ。いま、そんな新たな教育スタイルが注目されている。
少子化が続く中、各企業は教育に関する新たなサービス展開や動きを試みている。
2月から始まった「BenePa(ベネパ/ベネッセコーポレーション・本社:岡山県岡山市)」は、プリペードカードを購入して始めるオンライン学習サービスだ。プリペードカードに記載されたコードを、自宅のパソコンで専用ウェブサイトに入力すれば準備は完了。住所や氏名といった個人情報は不要だ。内容と対象は、遊びを通して学習する幼児向けから、小・中、高校生の苦手克服に役立つ算数、数学と英語までとなっている。プリペードカードは2種、500円と1,000円。そして3月は、語学教室を運営するイーオン(東京都新宿区)が学校教育課を開設した。同社の持つ英語指導のノウハウを、学校教育の場でも生かすべく、今年からは本格的に高校や大学の英語授業のサポート業務を展開する。
また4月からは、三越伊勢丹ホールディングス(本社:東京都新宿区)の未就学児童向けの教育サービス「cocoiku(ココイク)」が本格始動となる。教室となるのは、伊勢丹新宿店(東京都新宿区)に隣接する伊勢丹会館だ。3カ月単位全10回(料金は6~7万円)となる同教育サービスの基本コンセプトは、「世界に通用する大人」になること。カリキュラムは、本来人間の体に備わっている知覚や感覚を磨き、クリエーティブ力を養い、そして今後ますます重要となる情報リテラシーを身につけるが3本柱となっており、どれも個性的な内容だ。なおココイクは、世界で唯一、どこにもない店舗を目指す伊勢丹新宿店が、同店で初めてのすてきな体験をと提案する「iSETAN MANBI i(伊勢丹マナビアイ)」の一環。大人向けにも「OTOMANA(オトマナ)」が用意されている。こちらは各種講座から、ライフスタイルをより豊かにするためのヒントを学ぶ。
さらに、ソニーとソニーコンピュータサイエンス研究所はネットワークを活用し、世界規模の教育サービス提供を目的としたソニーグローバルエデュケーション(本社:東京都品川区)を設立する。新会社は4月から事業を開始し、「創造的な人材の育成に向け、グローバル統一基準の教育を世界中のユーザーに提供すること」をミッションとしている。
教育に関してさまざまな動きが見られるこの春は、教育方法やその内容をあらためて考えてみるいい機会になるかもしれない。
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