政治そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
以前にご紹介したことのある、明和電機が開発した“オタマトーン”。おたまじゃくしを模した形状で、ちょっと音痴だけど味のある音を奏でる名楽器です。今回、その後継機が登場したとのことでさっそく購入してみました。
進化したオタマトーン。白黒の鍵盤が描かれ、音階が認識しやすく改良されています
初代と比べた大きな違いとしてまずは全体的に1.5倍ぐらいの大きさです。初めて手にした時は“でか!”と思わず声を上げてしまいました。それから、おたまじゃくし型の基本形状は同じですが、音階を奏でる棒状の部分が鍵盤になっています。以前のものは、ハーモニカのようにどこがどの音かははっきり示されておらず、慣れれば感覚的にメロディを奏でられるのですが、最初のうちは演奏がちょっと難しかった覚えがあります。一方、新しいバージョンは音階がはっきりと区別されているので初心者でも操作がしやすいです。
旧バージョンとの比較。並べてみると親子のようでちょっとカワイイ(?)です
さらに、進化したのはこれだけではありません。背面スイッチを見ると、大幅に変更がなされています。まずは音量がボリューム式になり、段階的に調整が可能になりました。そして、3.5ミリステレオミニプラグが追加され、スピーカーやイヤホンへの出力ができます。
背面のスイッチも大幅に改良。“でじたる”の名が付くように、この部分を比べるだけでもよりハイテクになった感じがします
オクターブの切り替えは、低・中・高の3段階で以前と変わっていません。しかし、新たに“モード切り替え”スイッチが追加されています。筆者が特に面白いというのがこの機能。モードは“ロックモード”と“パーカッションモード”があり、ロックモードは鍵盤を押さえた音が二重和音になり、まるでギターを演奏しているかのよう。そして、パーカッションモードは鍵盤が4ブロックに分かれ、それぞれのか所を抑えると、キック、スネア、ベル、シンバルのパーカッション音を奏でることができます。
付属のシールを貼りつけると、鍵盤の位置やパーカッションのブロックが一目瞭然。子どもでも演奏がしやすくなります
初代オタマトーンよりも大きさは1.5倍ほどになりましたが、演奏する表現力はその3倍も4倍も豊かに楽しくなっています。8歳の子どもに使わせてみたところ、これまでのものよりも優しくなった操作や、バリエーション豊かな演奏方法にすぐに虜に。前の機種と合わせて、親子でセッションを楽しんでいます。