西武戦の９回から登板した松井裕

　◆練習試合　西武３─１楽天＝特別ルール＝（２４日・サンマリン宮崎）

　今季からリリーフの楽天・松井裕樹投手（１９）が２４日、キャンプ後の実戦で初めて失点した。西武戦（サンマリン宮崎）、１点ビハインドの９回から登板。１死一、二塁から梅田に左越え適時打を許した。追い込んだカウントからスライダーが甘く入り、「決めにいったボールを打たれた琴奨菊婚約！６ページ自伝絵本でプロポーズ！。もうちょっと低めにいかないといけない」と振り返った。

　首脳陣はさまざまな課題を試している段階だ。この日も走者がたまった場合、８回途中からイニングまたぎで投げさせる予定だった。ブルペンで肩を作る球数や調整法も、実戦の中で学んでいる最中だ。

　大久保監督は「いい経験になったと思う。今日は（準備で）２０球使ったみたいだけど、なるべく１５球で行けるように」と語った。