政治そのほか速
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岸田文雄外相は17日午前の記者会見で、中国の王毅外相、韓国の尹炳世外相と、21日にソウルで日中韓外相会談を開くと正式に発表した。2012年4月に中国で開かれて以来、約3年ぶりの開催となる。日中韓首脳会談の実現時期について話し合う。北朝鮮の核・ミサイル問題も議題となる見通し。
外相会談について、岸田氏は会見で「幅広い分野で3カ国の協力案件を議論し、地域や国際情勢について意見交換したい」と述べた。首脳会談に関しては「3カ国の関係を未来志向で発展させるために重視している」と強調、早期実現に意欲を示した。
【共同通信】
安倍晋三首相(右)と握手する米国のクリントン元大統領=17日夜、首相公邸(代表撮影)
安倍晋三首相は17日夜、首相公邸でビル・クリントン元米大統領と夕食をともにしながら会談した。首相は4月下旬からの訪米に向け、日米同盟の深化や文化交流の推進、東アジア情勢などをめぐり意見を交わしたとみられる。
首相とクリントン氏は故ジョン・F・ケネディ元大統領の「遺産」をテーマに18日に早稲田大学(東京都新宿区)で開かれるシンポジウムでそろって講演する予定。夕食会にはケネディ元大統領の長女のキャロライン・ケネディ駐日米大使や森喜朗元首相が同席した。
政府は17日までに、特定秘密保護法に基づき昨年末までに「特定秘密」に指定した10行政機関382項目の情報のうち、防衛省を除く9機関135項目の概要を民主党側に示した。民主党の後藤祐一衆院議員が1月末の衆院予算委員会で開示を要請していた。
開示されたのは特定秘密のリストに当たる「特定秘密指定管理簿」。指定期日や特定秘密の概要、特定秘密管理者、有効期間、秘密保護法のどの規定に基づいた措置なのかなどを記している。
管理簿によると、国家安全保障会議(NSC)の国家安全保障局長が管理する「国家安全保障会議の議論の結論」に関する情報などが特定秘密に含まれている。
防災の新たな国際指針を決める第3回国連防災世界会議が14日午前、開会式に天皇、皇后両陛下をお迎えし、東日本大震災の被災地・仙台市で開幕した。
安倍首相は途上国などを対象とした防災分野での日本の貢献策「仙台防災協力イニシアチブ」を発表。2015年から18年までの4年間で総額40億ドル(最新の為替レートで約4855億円)の支援や、世界で約4万人の防災の専門家や行政の担当者らの育成を目指す方針を表明した。
首相は全体会合でのスピーチで、「多くの自然災害を経験し、防災の知見と技術を積み重ねてきた我が国は、国際社会でも災害の犠牲者を減らすための貢献をさらに力強く進める」と強調。また、「東日本大震災で、世界中からさしのべられた支援に感謝したい。防災は共助の取り組みだ。恩返しの意味も込めて国際社会に貢献したい」と訴えた。
貢献策は、〈1〉人材育成や制度整備などのソフト面の支援〈2〉質の高いインフラ(社会基盤)整備を中心とするハード面の支援〈3〉世界的な協力の推進――を3本柱としたものだ。これらを実現するために、計40億ドルの財政支援や人的支援を実施する考えだ。
14日、サイクロン「パム」が直撃した南太平洋の島国バヌアツの首都ポートビラ(AFP=時事)
外務省は15日、サイクロンに襲われ、大きな被害が出ているバヌアツに対し、国際協力機構(JICA)を通じて2000万円相当の緊急援助物資を供与すると発表した。
また、安倍晋三首相はナトゥマン首相に、岸田文雄外相はキルマン外務・国際協力・貿易相に、お見舞いと早期の復旧・復興を祈念するメッセージを送った。