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◇お薦めコース紹介 安全面にも配慮
「津市観光ボランティアガイド・ネットワーク協議会」が、倶留尊山(くろそやま)(1037メートル)や大洞(おおぼら)山(1013メートル)など、津市内の10か所の山を紹介するガイドブック「津10山(てんざん)」を作成し、11日から津駅前の観光案内所(アスト津1階)で無料配布を始める。同協議会は「津には、あまり知られていないが魅力的な山がたくさんある。ガイドブックを参考に、安全に注意しながら登山を楽しんでほしい」と呼びかけている。
ガイドブックで紹介しているのはほかに、尼ヶ岳(957メートル)▽経(きょう)ヶ峰(819メートル)▽髻(もとどり)ヶ岳(756メートル)▽矢頭山(やずさん)(730メートル)▽髯山(ひげやま)(687メートル)▽錫杖(しゃくじょう)ヶ岳(676メートル)▽高束山(たかつかやま)(500メートル)▽長谷山(はせやま)(320メートル)。
協議会は、観光ボランティアでつくる市内14の団体で構成。近年の登山ブームを受け、「市内に初心者が楽しめる山はないか」といった問い合わせが市観光協会に多数寄せられたことから、2013年12月、市の補助事業を利用し、ガイドブックの作成を始めた。
同協議会の西田久光会長(65)を中心に5~10人の観光ボランティアらが月2回程度、これら10か所の山に登って調査。登山道の整備が不十分な山では、倒木をチェーンソーで切るなどしたほか、迷いやすい登山道には、道しるべを設置した。
公益社団法人「日本山岳ガイド協会」の認定ガイド・保田辰弥さんの指導を受け、ガイドブックは、イラストから地図まですべて自前で作成。お薦めのコースや季節、駐車場の有無などを紹介している。
山登り初心者を想定し、安全面にも特別に配慮。コピーして利用できる登山計画書の書式を載せたほか、「安全登山のために」と題し、「万全の装備で」「自分の健康、体調管理などを考えて」など様々な注意点を列挙した。10か所の山を初めて登った同協議会の女性ボランティアが、各山の難易度を4段階で評価した「山ガール評価」も盛り込んだ。
登山だけでなく散策も楽しんでもらおうと、周辺の名所・旧跡や温泉施設、地場産野菜の販売所なども掲載している。
A4判27ページで、500部作成。問い合わせは同協議会(059・246・9020)。