政治そのほか速
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◇県、刈り取り船1隻追加
昨夏、琵琶湖で大発生した水草によって悪臭などの苦情が相次いだことを受け、県は新年度、水草を刈り取る専用船を1隻増やして対応にあたる。
琵琶湖の南湖では1994年の大渇水以降、夏場にしばしば水草が増殖するようになった。繁殖力が強い外来種の場合、景観を損なうだけでなく、船舶の動きを阻んだり、岸に打ち上げられて悪臭を放ったり、浄水場に流れ込んで水道水に異臭がしたりと、生活への影響も出ている。
県はこれまで、バリカン状の刃で水草を刈り取る船「スーパーかいつぶり2」、カゴ状のアームで浮遊する藻をかき集める「げんごろう」の2隻を所有。
水草の量が多い時期には民間業者にも委託してきたが、昨年7~9月に外来種のコカナダモが大発生した際、除去作業が追いつかなかったため、新たに刈り取り用の船を購入することにした。購入費と除去作業も含めた関連事業費は約6300万円。県は「速やかに除去に対応できるようにしたい」としている。(小野圭二郎)