政治そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
北陸新幹線開業が目前に迫った9日、JR金沢駅の新しいコンコースがお披露目された。県内の人間国宝らが手がけた伝統工芸品が並び、「金沢らしさ、石川らしさ」を演出した玄関口となった。
全長約120メートルのコンコースには、東口の「鼓門」からつながるイメージで能登ヒバ製の門型柱12対が並ぶ。各柱の上部には、九谷焼や輪島塗などの伝統工芸品計24点が飾られ、側面には計58個の広告、案内用の電子看板が取り付けられた。
みどりの窓口前の通路には、文化勲章受章者の陶芸家大樋年朗さん(十代大樋長左衛門)が制作した大樋焼の陶壁(幅約8メートル、高さ約4メートル)が設置された。「日月の煌(きら)めき」と題し、ベンガラ色の壁面に金と銀の円形などをあしらった。
オーストラリアから旅行で訪れたポール・マークスさん(58)とピン・リンさん(52)夫妻は、「創造的な美しさと地方の雰囲気が感じられ、素晴らしい。美術館のようで、一つ一つ足を止めて見てしまった」と感激していた。